<嫁姑のLINE問題……!>義母の叫び「根本的に解決してなーい!」私が我慢すれば【第4話まんが】
前回からの続き。(マサコ)は夫と自分の母親との3人暮らしをしています。母は80代半ばで、まだ会話などはできるものの、日常生活で不便を感じることが多くなってきました。食事の支度や身の回りのフォロー、母の介助にパートにと、毎日忙しく過ごしています。息子のコウヘイは4年前に結婚をして、現在はお嫁さんのリサさんと2人の子どもと暮らしています。息子夫婦は遠方に住んでいるため頻繁には会うことはありませんが、お盆や年末年始などの長期休暇には帰省してくれていました。リサさんとの仲も良好で、なんでも相談してくれるようになったのですが、その内容は次第にエスカレートしてきてしまうのです。コウヘイへの愚痴と私の育児がいかに失敗だったかを問うような内容が多く、あまりに辛くて無視をしていると、今度は電話がかかってきてしまいます。最近ではスマホに「リサさん」の文字が出るだけで、辛くなってきてしまうのでした。その件についてコウヘイに話すと、夫婦でなんとかやっているとの返事。いろいろあるとは思いますが、夫婦のことは夫婦で解決してもらいたいと思ってしまうのでした。
コウヘイの言葉が響いたのかしら? そう思っていたのに……3日後「せっかく用意した朝食を、コウヘイさんは食べて行きませんでした。食べ物を粗末にするなんて信じられません」と、コウヘイへの愚痴がつづられたメッセージが届きました。やっぱり響いてないわ……と落ち込みますが、ふと以前言っていたコウヘイの言葉を思い出しました。
自分が若い頃を思い出してみても、確かに愚痴を一番吐き出せる相手は実母でした。母には、本当にいろいろお世話になったと思っています。
本来であれば実母に甘えるべきところを、リサさんが私にぶつけてきているだけだとしたら……? 私に気持ちをぶつけることで、リサさんのメンタルが保たれて、コウヘイや孫たちとの平和な家庭が守られているとしたら……? そんな風に思うと、このまま適当に受けながすことが、私があの子たちにできることなのかもしれない。そんな風にすら思えてきてしまうのでした。
そう思う一方で、やっぱり私だけが我慢するなんて……良くないわよね……という考えが捨てきれないのも事実なのです。
やはり夫婦のことは夫婦で解決するべきだと思ってしまいます。
息子に伝えてもらった言い方では、私が根本的に何に困っているかが伝わっていないと思いました。
しかし息子は息子で、自分以外の人の間で交わされたLINEのやりとりについて、あまりうるさく言うのも気が引けてしまったのかもしれません。
一時は私が我慢することで息子家族が幸せでいてくれるなら……という考えもよぎりましたが、それはきっと間違っている。私とリサさんは嫁と姑という関係です。こじれたら簡単には修復はできないだろうし、もしかしたら孫に会わせてもらえないかもしれません。
けれど、このままリサさんが私に一方的に愚痴を言うことは、決して息子夫婦の「これから」を考えたときに良いことだとは思えませんでした。私はリサさんとの連絡をやめることを決意したのでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・善哉あん