<急死した弟のスマホに……>「ハレンチ!」彼女を責める母……加速する非常識な行動【第5話まんが】
前回からの続き。私は30歳のナミカで、2年ほど前に結婚しました。実家には母が一人で暮らしています。私は3人きょうだいで、わが家の近所に姉(ミサト、34歳)の家族が住んでおり、弟(レン、28歳、独身)は隣県で一人暮らしをしていました。しかしその弟が少し前に交通事故で急逝してしまったのです。遺品整理のとき、母が弟のスマホの写真を見たいと言いだしたので、私と姉が止めたのですが、母は弟のスマホを開けてしまいました。すると、女性との写真や、LINEがたくさん出てきて母は発狂状態になってしまいます。
なんと母は、うちにきてくれて、線香をあげ終わった彼女に、弟のスマホの中身(彼女との写真や動画)を見せて、これはどういうことかと追及したそうなのです。
親を連れてこいと言われ、「破廉恥」呼ばわりされた彼女は泣きだし、逃げるようにして帰ったというのです。
母の意味不明な言動に、こっちが混乱しておかしくなってしまいそうです。
母の異常な行動は、気味が悪いのはもちろんですが、逆に心配になってきます。私の言うことは相変わらず聞かないので「もう知らない」と帰ってやろうかと思いました。
母はレンのスマホを握りしめ、彼女にしつこく連絡を送り続けていたのです。
母に「レンじゃなくてあんたが亡くなればよかったのに」と言われて、頭が真っ白になりました。
「それを言ったらおしまい」な言葉でしょう。ショックを受けたのはもちろんですが、母の精神状態も不安になります。それに弟が亡くなったあと、母の勝手な行動に弟の人生の最後が汚されたような気持ちにもなりました。
弟の人生は弟のものです。母が受け入れられないからといって、弟の思い出をどうにかしようとしてはいけないと思いました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・よしはな 編集・石井弥沙