<サイテー卒園式、やり直し!>え、やり直さなくていいってナゼ?理解できない……!【第4話まんが】
前回からの続き。私(ユリ)は夫のヨウタと息子のトモキの3人家族。共働きのため、トモキは1才になる少し前から保育園に通っています。そんなトモキも、もうすぐ卒園して小学生に! 親が仕事をしているので保育園には3月末まで通うのですが、3月の中旬に卒園式があります。私は息子の晴れ舞台を楽しみにしていました。しかし本番、ピアノを担当したレナ先生の伴奏ミスが目立ち、最低最悪な卒園式になってしまったのです。あまりのプロ意識の低さに、私は怒りを抑えることができません。年長クラスには、同じ思いを抱えている保護者がいました。そこでゴウくんママ、アンナちゃんママと私の3人は、卒園式のやり直しを園に求めに行ったのでした。
園長先生は必死に断ろうとしていましたが、私たちが提案を取り下げることはありませんでした。話し合いの末、翌週の平日保育の時間帯に園のホールで卒園式のやり直しが行われることになったのです。アンナちゃんママはピアノ伴奏を、ゴウくんママは動画撮影を担当してくれることになりました。
私は連絡担当となり、保護者へ卒園式と同じ服を持ってきてもらうことを連絡することになりました。
ファミレスでの会議は役割も決まり無事に終わりました。そうして私たちは、翌週の卒園式のやり直しに向けて準備を整えていました。
早速、私は保護者グループに案内のLINEを送信してから夕飯の準備に取り掛かりました。するとすぐにLINEが届く音がします。見てみると、保育園の他の保護者からの返信でした。園との協議や卒園式のやり直しの案内をした私たちへのお礼でしょうか……?
さすがに卒園式全部のやり直しとはいかなくても、せめてあの大失敗をした歌だけでもやり直しがしたい。そう思っていました。幸いアンナちゃんママがピアノを得意としていることが分かり、レナ先生の代わりにピアノを弾いてくれるとのことでホッとしました。あとは他の保護者にこの件を伝え、当日衣装を持ってきてもらうように伝達しなければ……。そう思って全体にLINEしたのですが、皆さんの返事はまさかの「ウチはやり直さなくていい」というもの。私の頭の中には「なんで?」の言葉しか思い浮かびませんでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・善哉あん 編集・elokuu