<女同士だからいいじゃん>「気持ち悪い、おかしい、つきあっちゃダメ」ママが変……【第2話まんが】
前回からの続き。私はスズ。小学5年生の女子です。学校では4人のグループで仲良くしています。4人でいるととっても楽しいし、これから大きくなってもずっとこのままで仲良くしていたいなと思えます。親友のトモちゃんのアイディアで、バレンタインにはグループ内で友チョコを交換することになりました。その後トモちゃんから「同じグループのナッちゃんが好き」と知らされて、私はビックリ。でも親友として秘密を共有してくれて、私はとっても嬉しかったです。
ウキウキしていた私は、ママにも秘密を話したくなりました。でも勝手に喋ってしまったらトモちゃんは嫌かもしれません。だからトモちゃんの名前は伏せて話をすることにしました。しかし話した途端ママの顔色がサッと変わります。私は「しまった」と思いました。ママはいつもとは違う、強い口調で私のことを責めるように聞いてきました。「お友達の誰かなのね? どの子?」私はビックリしすぎて言葉が出ませんでした。
私はトモちゃんのことを悪く言われて腹が立ちました。どうしてママはそんなことを言うのでしょうか。どうしてそこまで酷いことを言われないといけないのでしょうか。涙が溢れてきて、その場にいるのもつらくなりました。黙ったまま部屋に走ります。後ろからママが「スズ! 待ちなさい!」と呼ぶ声が聞こえました。しかし私は戻ることなく、そのまま部屋に閉じこもりました。部屋に入ると涙がポロポロ落ちました。
「女の子が女の子のことを好きなんておかしい、気持ちが悪い」と言ったママ。ママはトモちゃんのことを何も知らないのに、ひどいです。ママはトモちゃんのことだと知らないけれど、私の親友のことを悪く言うなんて、いくらママでも許せません。こんなことになるなら、トモちゃんの秘密をママに話さなければ良かった。こういうことはママに言わないほうがいいんだ。明日の朝になって、ママと顔を合わせるのがすごく嫌です。私はどうしたらいいのでしょうか。せっかく楽しいバレンタインになるはずだったのに、悲しい気持ちでいっぱいです……。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・カヲルーン