<古希に100万プレゼント?>義弟は、お金の行方を知っていた!?面倒くさくて放置【第4話まんが】
前回からの続き。1年前の話です。私はサヤカ(34歳)、1児の母です。先日義姉のムツミさんから、古希を迎える義両親に旅行と現金100万円をプレゼントしようと提案されました。家庭を持つ夫のタクマ(36歳)と義弟のソウマくんは50万円ずつ、独身の義姉は旅行代を負担することまで決められてしまっています。なんとか資金を用意しようと必死にパートや節約をしていたものの、タクマに「食材はケチるな!」と文句を言われる始末。なにもかも押し付けられ参っていると、娘のマナが心配してやってきたのです。
翌日、私はパートの休憩時間中に義弟に電話をかけることにしました。義両親に100万円をプレゼントする件を相談するためです。タクマのプライドを考えるとこういう勝手なことはすべきではないと思うのですが……。タクマにこれ以上話してもこじれるばかりな気がするので、思い切って義弟に頼ることにしました。「今、電話してもいい?」「今、電話OKだよ」確認のメッセージをやりとりすると、義弟はすぐに電話に出てくれました。
驚きました。まさか義弟もそのことに気づいているなんて……思いもしませんでした。「実は……お義姉さんのSNSを見つけてしまって。『近々お金が手に入り、高額の買い物をする』っていう投稿があったの。私が思うに、私たちからの100万円をあてにしているのかなって……。どう思う……?」この際だからと義姉のSNSの件を話すと、義弟は苦笑いをしました。電話越しで表情は見えませんが、声色に呆れも混じっている気がします。
マナからメッセージカードをもらったとき、私の覚悟は決まっていました。今のこんな気持ちでは、義両親へ50万円のお祝いなんてとても渡せません! それから私は義弟と日程を決め、タクマをあわせて3人で義実家に行くことにしました。義姉は義両親と同居しているので、会えるタイミングを見計らいます。義姉には直接、私の考えを伝えようと思います。このままずっと義姉の「思い通りになる弟夫婦」ではいられませんよね。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・風沢氷花 作画・かちこ 編集・塚田萌