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「親になりたくない」山口智子さんのインタビュー発言は「産まない」という選択肢を世間に知らしめた

少子化が叫ばれている昨今、子どもを持たない夫婦やいつまでも結婚しない独身者は随分肩身の狭い思いを強いられてきました。「なぜ子どもをつくらないの?」「なぜ結婚しないの?」その問いに「子どもはいらない」「結婚したくない」と反論できない風潮があったからです。そんな中で雑誌「FRau」に掲載された山口智子さんのインタビュー記事が大反響を呼びました。

「子どもを産んで育てる人生を望まない」山口智子さんの潔さ

「私はずっと、『親』というものになりたくないと思って育ちました。私は、『子供のいる人生』とは違う人生を歩みたいなと。だからこそ、血の繋がりはなくとも、伴侶という人生のパートナーを強く求めていました」とおっしゃられているように、山口さんと唐沢さんの間にはお子さんはおらずとも、芸能界でもおしどり夫婦として知られています。一方でその発言に違和感を覚える方も多くいらっしゃるようです。

『でも子孫繁栄していかないと世の中成り立たない訳で、子どもいらないと生きるのも自由だし批判されることではないけど、でもそれも結局子どもを産み育てる人々がいてこそできる自由なんだよなーなんて思ったり。
だからその生き方や決断を特別素晴らしいとも思えない。』

『産みたくなければ無理して産まなくてもいいし、好きに生きたらいいと思う。その人の人生なんだから。
なのに50歳も過ぎた大人が恨みがましく生い立ちのせいで生む選択をしなかったみたいな言い方するから「本当は欲しかったんでしょ」と言われるんだよ。
だまって幸せな夫婦生活を満喫してればよかったんじゃないの?』

『半分わかるんだけど、私の中ではやっぱり子供産んでこそ一人前みたいな考え方がどうしてもあるな。産む前はわからなかったけど、産んで育てることで沢山の事を経験して人間としてもすごく成長すると思う。
もちろんダメ親もいるし、産んでなくても人間的に素晴らしい人はいると思うけど、やっぱり産んでない人を見下しちゃう気持ちは少しわかる。』

『子供ができない辛さというよりは、産むことを選択できない、過去の自分を克服できないもどかしさや弱さを感じるね。
産みたくないから産まない!だから幸せ!って風には感じなかったな。』

産む、産まないの選択はあって然るべき

日本は今、少子高齢化の問題を抱えており今後の国家存続にも関わってくるほど逼迫した状態が続いています。そのような中で、人間として選択の自由を声に出して発信した山口さんに賞賛の声が上がっているのも確かです。何の為に結婚するのか、何の為に子どもを産むのか…少子化に少しでも貢献したいから、という理由で出産を選ぶ人はまずいないでしょう。理由は人それぞれあっていいのではないでしょうか。

『私は世のため人のために子ども産んで育ててないから解るよ!自分の幸せのために産んで育てているからね。
自分のために生きて何が悪いの?
産む選択も産まない選択も自由!』

『ごめんね。
ちょっと聞きたいんだけど、女に生まれたからには産みたくないのに子供を産まなきゃならないの?
少子化が騒がれるこのご時世に「産まない」選択をして、ここで騒いでる方達のような人に陰口やキツイ言葉を言われることもあるでしょう。それでも欲しくないって人にはそこまでの理由がある。
女である前に一人の人間なんだから、産まない選択をする人もいて良いと思うんだけどな。』

『夫婦ともに親子関係が上手くいっていなかった生い立ちがあるから、子供を持たない選択をしても夫婦でいられるんだと思う。

子供が可愛いと思っていても、我が子を産んで親になりたいって思うのは別物なんだろうね。』

『その言葉だけを取り上げちゃだめでしょ。どうしてそういう考えになったかは山口智子さんの過去にあるし、そんな考えになるような育ちかたをしたんだから。

同じような状況で育っていない人には、親になりたくないと思いながら育った山口智子さん心理はわからないよね。』

なぜ山口智子さんの発言がここまで反響を呼んだのでしょうか。それは、ここまで確固たる信念のもと子どもを持たない、と公言した有名人がいなかったからではないでしょうか。女性である以上子どもは産んでみたいという本能があるはず、という概念を吹き飛ばしてしまったからともいえます。産む、産まないという選択があっていい、と世間に知らしめた山口さんに、さらなる注目が集まりそうです。

文・編集部

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
「子供を産んで育てる人生を望まない」と明言した山口智子の潔さが素晴らしい