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<お年玉、ありがとうナシ?>だらしない兄たちに母が……「お礼は大事」真心を返す方法【後編まんが】

前回からの続き。私(アンズ)は2人の兄の子どもたちそれぞれのために、毎年お年玉をあげています。ですがここ数年、年始の帰省スケジュールが合わず、姪や甥に会うことができません。そこで実家の母に先にお金を渡しておいて、母経由でお年玉を渡しているのです。しかし本人どころか、親である兄たちからお礼を言われないことが気になっています。気持ちよくやりとりできないならば、あげること自体やめようと思いました。もちろん顔を合わせることがあればそのときはあげるのかもしれませんが、事前に手配してまであげる必要はないと判断したのです。そして迎えたお正月、私がいない実家ではこんな会話があったそうです。
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お正月の実家にて、母から孫たちにはお年玉が渡されました。

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お年玉を受け取り、兄の子どもたちは母にお礼を言ったそうです。しかしその後、なにも言わず帰ろうとする兄たちを母は呼び止めます。「あなたたち、ちょっといいかしら。リリちゃんにお年玉は?」と切り出しました。
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「あなたたち、アンズからは、もう10年以上も自分の子どもたちにお年玉もらっているでしょ。なのにアンズの娘(リリ)にお年玉を用意していないのはちょっとおかしいわ。たしか去年もこんなやり取りしなかったかしら?」とぴしゃりと母は言いました。

「ポチ袋ないな~アンズの子どもって2歳だっけ? いくらあげたらいいの?」とまるで気持ちがない様子でした。
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兄たちは自分の子どもたちが私からいくらもらっていたのか、まったく把握していませんでした。兄たちのだらしのない様子に母も呆れてしまったようです。

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「そもそもあなたたち、アンズにお礼のメッセージひと言すら送っていないそうじゃない。お礼はもちろん、今までアンズからもらっていた分のお返しはちゃんとするように!」と母は叱るように2人の兄に言いました。そしてアヤちゃんとハジメくんにも「時間があいてもしっかりお礼は言わないとね。気をつけないと、お礼を言えない子だと思われてしまうよ」とも言ってくれたようです。

「なにより自分の子どもにお礼を促さないで、一通だけでもアンズに連絡を入れない親も悪いのよ? わかった?」母はかなり厳しく兄たちに話してくれたようでした。

その頃、夫の実家では、リリが義母からお年玉をもらっていました。
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それから義母は、夫の妹2人から預かったというお年玉をリリに渡してくれました。リリがお年玉を受け取ると、夫はすぐに妹さんたちにお礼のメッセージを送信します。
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兄たちがわざとお礼の連絡をくれなかったのだとは思っていません。身内だからいいと思ったからなのか、面倒だったからなのかも……。

でも私はお年玉に限らず、リリにはお礼を伝えることは大事だと教えていきたいと思います。真心を送ってくれた人には真心を返す。それが大事だと思うから。

姪や甥が「お年玉貰えるなんてラッキー」という気持ちでもらっていてもいいと思います。でもお礼すら言えないような子にはもうあげたいとは思いません。兄たち親がそういう教育なのであれば、期待してもムダ。それならば、わざわざ事前に手配してまで渡さなくていいのかなと思っています。顔を合わせてお礼をすぐ言える環境のときに渡すのがお互いにとってもいいのではないでしょうか。私は他の人にそう思われないためにも、連絡ひとつ面倒くさがらずお礼が言える人間に自分もなりたいし、子どもにも教えていきたいと思っています。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・ちょもす 編集・横内みか

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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