<義母の退職祝いに3万円?>ミルクがこぼれ、困っているのに……!?夫は飲食に夢中【第2話まんが】
前回からの続き。私はアリサ。仕事は育休中で、生後7か月の娘ミホとの時間を大切に過ごしています。夫ケンスケの家族はとても仲がよく、お正月やお盆休み以外にもなにかと理由をつけて集まり、義母へのサプライズパーティーをきょうだい家族で開きます。パーティーを開く回数も多く、その度に高い会費を取られ、私はうんざりしていました。そして、今回のパーティーは、たった1年しか働いてない義母の退職祝い。食事代は夫婦で2万円、プレゼント代が1万円。合計3万円の出費に加え、送迎まで頼まれてしまいました。
車を出し、料亭で義家族の相手。それに偉そうに意見までされて……。私は全然楽しくありません。
保育園がかわいそう。いったい、いつの時代の話でしょうか? 義母にみてもらうより保育士さんたちに見てもらったほうが安心だし、気も遣わなくて済みます。
生後7か月の娘はまだまだ手がかかる時期。しかも今日が娘にとって初めての外食なのです。ミルクをあげるだけでも、家とは勝手が違いもたついてしまいます。すると……。
「母乳じゃないの?」「ここで授乳すれば?」なんて、かわすのが大変な発言のオンパレード……。個室とはいえ、義家族の前で授乳するなんて、できるはずがありません。
せっかく用意していた粉ミルクがこぼれてしまいました。それをまったく気にしない義家族に、呆れると同時に悲しみと怒りがわいてきます。
夫も私を助けようとはせず、楽しそうに食事やお酒を楽しんでいます。私は何のためにこの会食にいるのでしょうか。まるで便利なお手伝いのような扱いで心底「帰りたい」と思いました。
散々会食を楽しんで、「疲れた」と言ってきた夫に対し信じられない思いです。「何もしていないじゃない」という言葉が浮かびます。
夫は私の前では面倒くさそうにしていますが、きっと義実家の空気に染まっているのだと思います。そうでなければ、サプライズパーティーをこんな頻繁に開くことを受け入れられるはずありません。お正月やお盆休みに会うぐらいの親戚付き合いくらいなら、私だって頑張ります。お祝いする気持ちを否定はしませんが、少しも私や子どものことを気遣うどころか、私に対して否定ばかりしてきます。そんな親戚たちに、笑顔でお金と愛嬌をふりまかないといけないのでしょうか。もう二度と行きたくないと、心から思いました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・古川あさこ 春野さくら 編集・塚田萌