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<優しい義母のウラの顔>あきらかに窃盗なのに!かばう夫に幻滅「離婚してください」【第6話まんが】

前回からの続き。数年前の話です。私(シノ)は夫のタクヤと息子のケント、娘のルミとの4人暮らしです。結婚当初、義母はとても優しい人だと思っていました。しかし度重なる嫌がらせに、私は「もう義実家に行かない」と宣言をします。すると義母はわが家へやってきて、私の親からもらった大切な食器をすべて割ったのです。そのことで私は義母との関わりを絶ちます。ただ夫や子どもたちと義母の交流は認めていました。それなのに私の留守中に義母は自宅に上がり込み、私の宝物である祖父の形見のネクタイピンを盗んでいったのです……!
6-1-1
私はベビーモニターに記録されていた映像を夫に見せます。「手にネクタイピンの箱を持って部屋を出ていってるでしょ? これ、泥棒よ? 警察に連絡するわ!」
6-1-2「何か事情があったのかもしれないし……。お願いだから少し待ってくれ……」そう頭を下げられたので、ひとまず夫が義母から事情を聞くまでは待つことにしました。そして数時間後、帰宅した夫は……。

6-2-1【修正版】
ベビーモニターの映像を見せながら夫が「どういうこと?」と確認すると、義母はこう言ったのです。「タクヤ……! あなたこそ大丈夫なの? シノさん、不倫しているわよ!!!」
6-2-2「シノさん、急に仕事で出るなんて言うから、今までそんなことなかったのにおかしいなって思って……。きっと不倫をしているんだって……だから証拠を見つけないとって……。そう思って探していたら、ネクタイピンを見つけて、これがあるとあなたの家庭が不幸になるって思ったから、私はつい……」義母は謝罪の言葉を並べたてて号泣していたそうです。
義母は私が不倫をしていると勘違いをしていたこと。そのことで義母は夫をとても心配していたこと。今までの嫌がらせの数々はなんとか私に不倫をやめさせるために、義母がしていたこと。夫は、そう言いたいのでしょうか? そして話はまだ続きます。
6-3-1
「今回の件は、良かれと思ってやった行動が裏目に出てしまった結果だからさ。警察とか言わないで、俺に免じて許してやってくれよ」夫は深々と頭を下げます。そのとき私は悟りました。あぁ、この人はこんなことがあっても、私ではなく義母の味方なんだ……。私の言葉よりも義母の言葉を信じるんだ。私の気持ちよりも義母の気持ちを優先するんだ……。

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こんな状況になっても義母をかばい続ける夫には、心底愛想が尽きました。窃盗を働いた義母を警察に突き出して、大ごとにしてやりたい気持ちはあったものの、夫の態度を見て「一刻も早くこの家族と関わりを絶ちたい」気持ちが強くなってしまったのです。離婚することに夫はすぐには同意しないでしょう。けれど私の気持ちは固まっています。離婚するにあたっての話し合いをする時間も含めて、ひとまず子どもたちを連れてこの家を出よう。そう思ったのでした。

【第7話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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