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<中受はママ任せ!?>ひとり先走った夫、現実を知る「もしかして……今じゃナイ?」【第5話まんが】

前回からの続き。最近の話です。私(リカ)は、3人の子ども(小2の息子タイチ、年中の娘ユキカ、生後5ヶ月の息子マサジ)と夫の5人暮らし。夫は「タイチに中学受験させよう!」と息巻いており、ある日うちから5駅離れた難関校狙いの塾に通わせると言い出しました。しかし私は送迎が大変だし、通塾をはじめるには早すぎる気もして乗り気ではありません。そこで私は中学受験事情に詳しく、元塾講師をしていたママ友・アキコさんを頼ることにしました。アキコさんは3人のママで、上のお兄ちゃんたちが中学受験を経験しています。
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アキコさんの経歴や、お兄ちゃんたちが首都圏トップクラスの中高一貫校に合格している話をすると夫はノリ気に! さっそく私は子どもたちが通うスイミングスクールにて、アキコさんに夫を紹介することになりました。
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「それで、どこの塾を考えているんですか?」アキコさんは私から聞いて知っているけど、あえて夫に聞いてくれました。
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難関塾に入れたい夫は「評判いいですよね~。その塾!」というアキコさんの言葉に満足げです。しかしアキコさんは夫に容赦なく現実を突きつけます。「ただその塾……」
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夫は次第に返す言葉を失っていきました。
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「それでパパさんはどれくらいサポートできそうですか?」送迎をはじめ、自分が面倒をみるなんて考えもせず、私に丸投げしようとしていた夫はタジタジです。
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「お金払って送迎するだけで、あとは塾に全部お任せなんて思っているなら大間違いです」

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「まだ小さい下の子がいたらママはなかなか手が回らないだろうし、そこらへんはパパさんの仕事になるかもしれないですね。ちゃんと伴走してあげられますか?」
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アキコさんのマシンガントークは止まりません。夫もさすがに自分の見通しの甘さを感じたのでしょう。少しヘコみ気味です。アキコさんは私にも言いました。「リカちゃん、タイチくんと話し合うのも忘れないでね!」
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「……つまりまだ塾は早いってことですかね?」「はっきり断言はできないけど、難関校を目指すかどうかは本人のやる気も大事だから」

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アキコさんが語る現実的な話は、私たち夫婦に突き刺さりました。帰宅した私と夫はしみじみと話します。「俺らの考えが甘かったな……」「だね」「送迎以外のサポートも必要になってくるなら、今はじめるのは得策でないかもね」

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これまでは「中学受験で夫婦が不仲に!」などと見聞きしても、どこかヨソの話と思っていました。夫婦で話し合いの機会をこまめにとりながら、客観的な視点を持ち続けていなければと思います。塾に通うのも受験をするのも息子です。今後の戒めのためにも、親の思い込みで突き進んではいけないことに気づく機会があってよかったと思っています。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・うーにゃ 編集・井伊テレ子

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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