<里帰り中、来ない夫>気遣う気持ちはあるのに……?わかりあえず、今後の生活が不安【第5話まんが】
前回からの続き。私(サエ)28歳、夫(ユウタ)は30歳。先日第1子である息子(ケイト)を里帰り出産しました。実家は私たち夫婦が住んでいるアパートから近いものの、夫は息子に自ら会いに来ようとせず、来てもあまり関心がなさそうで私は不安になっていました。その様子に私の両親も不満をため、ある週末、夫が約束をドタキャンしたことで父の怒りが爆発しました。父が夫に怒りの電話をすると、義母から抗議の電話が……。電話じゃ埓があかないと、直接会って話しをすることになりました。しかしわかり合うことなく話合いは終わり、両親と義実家との関係は最悪になってしまったのです。
父は夫と話をしに行ったはずなのに、義母と言い合いになってしまいました。当然そんな状況では、夫と肝心な話はすることはできなかったようです。
今日は、夫が改めて、話し合いをするためにうちに来てくれる予定になっています。ゆっくり話せるといいのですが……私は不安でたまりません。
今日は、夫がうちに来てくれることになっているのに朝から連絡はありません。私の両親も待ちわびていて、イライラしていたので夫に電話をしてみました。
夫に電話をかけると、遠くで義母が怒り狂っているのが聞こえてきました。「うちの親も、サエの親も相当、怒ってるな」ため息をつく夫。
私は、両親から昨日の状況を聞いたことを、夫に話しました。「ユウタ、ずっと黙っていたって聞いたけど……」
「俺が話しても聞いてもらえるような状況じゃなかった。それに、ケイトのこともうまくあやせないし、だんだんそっちにも行きにくくなってたんだ」と言い訳にも聞こえるようなことを夫は言っていましたが、それが今の夫の本音なのだと思います。
「ユウタがケイトのことを気にかけているのが伝わってこないから、私も両親も不安になるのよ」と私の気持ちも夫にぶつけてみました。すると、夫は素直に謝ってはくれました。そして、本当に仕事が立て込んでいて、自分自身の体調の不調もかさなって余裕がなかったそうです。
夫は、本当に仕事が忙しかったこと、それから私が送っていた息子の写真も本当はうれしく思っていたとも言っていました。しかし、せっかく夫が話してくれているのに電話のおくからは義母が怒鳴っているのが聞こえてきます。
今回の義母の怒り方は息子のユウタからみても尋常ではないため、今日は私たちのもとにくるのはムリそうだということでした。「今のお義母さんのあの感じじゃ仕方ないか……」と残念に思いながら私は電話を切りました。
夫と話した内容や義母が後ろから叫んでいたことを両親に話すとまたこじれると思い、夫の体調不良を理由に今日のうちへの訪問はなくなったと伝えました。当然、両親は怒っていました。
今はまだ里帰り中なので、両親に息子を任せて私も眠ることができます。でも、夫の待つわが家に帰ったらそうはいかないでしょう。たしかに私も自分の気持ちを夫に押し付けていた部分もあったかもしれません。でも、夫も、お互いに会おうと思えば会えるこんな近い距離にいるのに、自分の状態を優先して会いに来ようともしてくれないのです。
これから私たち夫婦が、家族としてうまくやっていけるか不安です。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・イチエ 編集・横内みか