<義母、同居させて!>義母と夫からの謝罪で同居はナシに!「親孝行したいなら……」【第4話まんが】
前回からの続き。私はコズエ(30歳)です。旦那のユタカ(30歳)と息子のサクヤ(3歳)と暮らしています。このたび義父が闘病の末、亡くなりました。義父亡き後、義実家に残るのは義母と義母の姑にあたる義祖母の2人。義母はこれから義祖母と2人で生活していくことに嘆き「私たちの家に住まわせてほしい」と言われてしまいました。義父が亡くなり気持ちが不安定な義母が、思いつきで言ってしまったと思いたかったのですが、どうやら義母とユタカは本気のよう。「嫁姑問題で悩み続けた母を、俺が助けたい」と話すユタカに違和感を覚えた私。母親を想う気持ちはいいことですが、妻の気持ちをないがしろにするのなら、同じことを繰り返すことになるだけです。私を、義母と同じ目に合わせる気かとユタカに反論しました。
義母が謝ってくれたことで、私の気持ちも軽くなりました。少なくとも私の考えは、義母に伝わったようです。
義祖母への義母の気持ちは痛いほどわかります。でも、私と義母がそんな関係にならないとは、誰も言い切れません。今はよい関係を築けている私と義母ですが、同じ家に住めば不満も出てくるでしょう。離れているからこそうまくいく関係もたくさんあると思います。
私は言葉を選びながら話しました。義母には私の気持ちをわかってほしいと思います。
「少し言いすぎたかな?」なんて思いましたが、思い切って本音を義母に伝えることができて、とてもスッキリしました。その後、正式に同居は「ナシ」に。その代わり……と言ってはアレですが、ユタカがしばらく実家に帰り、義母のサポートをすることになりました。ユタカが実家に滞在するのは、今日でちょうど1週間です。
私たちも休みの日は、サクヤを連れて義実家になるべく顔を出そうと思います。
私と義実家の関係は、義父の死をきっかけに変わりました。その変化は今後、私たち家族にも影響してくるでしょう。
そう遠くない未来、義母の介護が必要となったとき、ふたたび義母との同居話が浮上するかもしれません。ほんの少しですが同居が現実味を帯びたことで、今後のことを考えるいいきっかけになったような気がしています。親がいつまでも元気でいるわけではありませんよね。義理の関係といえども、無関心ではいられないでしょう。
義母の状況に変化があったときに、私はどう考え、どう対処するのか。今から考えておくことも必要かもしれませんね。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・煮たまご 作画・よしはな 編集・塚田萌