<義母、同居させて!>義父と同じ道を歩もうとする夫「苦しみを繰り返すだけだよ?」【第3話まんが】
前回からの続き。私はコズエ(30歳)です。旦那のユタカ(30歳)と息子のサクヤ(3歳)と暮らしています。このたび義父が闘病の末、亡くなりました。義父亡き後、義実家に残るのは義母と義母の姑にあたる義祖母の2人。義母はこれから義祖母と2人で生活していくことを嘆き「私たちの家に住まわせてほしい」と言われてしまいました。義父が亡くなり気持ちが不安定な義母が、思いつきで言ってしまったと思いたかったのですが、どうやら義母とユタカは本気のよう。ユタカから改めて「同居の話、どう?」と言われてしまったのです。
仲が悪いわけではない、というユタカの言葉にカチンときました。私が義母にどれだけ気を遣っているか、ユタカはわかっていなかったのです。
聞けば聞くほど、夫、ユタカの意見は見通しが甘く、深く考えていないように思えます。なぜ私が義母や義祖母のことを背負わなくてはいけないのでしょうか。
義祖母の今後も、家族の大切な問題です。義母だけが楽になればいいという問題ではないのです。
親孝行は大切です。しかし、だからといって私が我慢して同居しなければならない理由にはなりません。義理の関係である相手と一緒に住むことがどれだけ負担になるか、ユタカにも少しは想像してほしいのです。
ユタカの気持ちがわからないわけではないのです。わかったうえで、妻である私の気持ちがムシされているように思えるのです。
義母と同居する生活は、決してよい結果にはならないでしょう。義母を見ていて同居の苦労がわかる分なおさら、私には同居はできないと思うのです。
ユタカは私を母親と同じ目に合わせようとしていることに、まったく気が付いていない様子でした。母親を想う気持ちはいいことですが、妻の気持ちをないがしろにするのなら、親世代の苦しみを繰り返すことになるだけです。
私の気持ちや考えを尊重してほしい。妻の立場も考えてほしい。私はユタカにそう伝えました。人間関係は、いっときの気持ちだけでは決まりません。同居して見えてくる相手の性格やクセもあるでしょう。今、義母と私の仲が悪くないからといって、一緒に住めるとは思えないのです。それに、ユタカが義母の味方になろうとしているところが、私は気になりました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・煮たまご 作画・よしはな 編集・塚田萌