<妊婦さんの体験談>先輩ママたち、無痛分娩ではなく自然分娩にしたのはなぜ?
ママスタコミュニティには自然分娩、無痛分娩に関するこんな投稿がありました。
『無痛分娩にもできたのに、あえて自然分娩にした人いますか? 理由を知りたいです』
お産の痛みを和らげてくれる無痛分娩。妊婦さんの体力低下を防ぐなど、産後の育児においてもメリットが考えられます。「私はたくましくないので無痛分娩一択でした」と振り返る投稿者さん。自身が無痛分娩しか考えられなかったので、自然分娩で出産したママたちの理由や背景が気になったようです。この投稿に対して、ママたちのエピソードが続々と寄せられていました。
やっぱりお金!「お金が浮くなら痛みを我慢しようと思った」と言うママも
金銭面が理由で自然分娩にしたママたちのコメントを見ていきましょう。
『お金がもったいなかった。そんな考えで自然分娩で3人産んだ! ありがたいことにみんな安産で痛みはすぐ忘れた』
『お金が浮くなら自分も我慢しようと思って』
無痛分娩は自然分娩よりコストがかかります。このお金を節約するために自然分娩で出産したという人たちがいました。「これから子育てでお金がかかるため出産費用はなるべく抑えたい」といったママたちの強い思いがうかがえます。
「無痛分娩に怖さを感じたから自然分娩にした」との意見
『麻酔が怖い。事故があったら怖いからやめた』
無痛分娩によるトラブルがニュースで取り上げられることもあるので、不安視している人も少なくないかもしれません。「出産はそもそも痛いはずなのに、それがあまり痛くないというのは不自然だと思った」というコメントもあります。無痛分娩に不安感を抱いたことやリスクが気になり、自然分娩を選択したママたちがいました。
1人目のとき問題がなかったから2人目以降も自然分娩にした人も
2人目以降を出産する際に無痛分娩にするかどうかは、1人目の分娩の様子によることもあるようです。1人目の分娩の痛みに耐えられたから、2人目も3人目も自然分娩にしたという声も。早い出産で無痛分娩の麻酔が効く前に赤ちゃんが生まれてきたというママの経験談がありました。痛みを和らげる麻酔が効く前に出産してしまうと、無痛分娩を選択した意味がなくなることもあるかもしれません。「若さや体力に自信があったから自然分娩にした」、さらには「2人目を産むとき、1人目で味わった自然分娩の痛みをまた経験したくなったから」というコメントも!
人生で一度は経験してみたかった!好奇心から自然分娩を選択
「人生で一度は出産の痛みを経験してみたかった」、「どのような出産になるか好奇心と興味本位」という理由で自然分娩を選択した人もいました。筆者も好奇心から子ども2人を自然分娩で出産した1人です。出産前によく「鼻からスイカを出すような痛み」、「出産のときは獣のようになる」という話を聞いていました。そんな話をたくさん聞いているうちに、自分が出産するときはどんなふうになるのだろう、どんな痛みなのだろうという好奇心がどんどん膨れ上がっていったことを覚えています。また「出産の痛みを経験することで精神的に強くなれそう」という謎の向上心もありました。
そして迎えた1人目の出産では、自宅で陣痛が進んでしまい、病院に着いたときにはすでに子宮口が8cmも開いている状態に。産科の先生の到着が間に合わず、助産師さんが赤ちゃんを受け取る事態になりました。陣痛中に痛すぎて、筆者が看護師さんの腕を真っ赤になるほど握りしめてしまったり。分娩を見学していた看護学生が感動からなのか、泣きそうな顔で筆者のお股から赤ちゃんが出てくる様子を見ていたり。このように、今では笑い話になるような一生ものの出産エピソードを手に入れられたので、自然分娩を選んでよかったなと思っています。
無痛分娩にも自然分娩にもそれぞれメリットとデメリットがありそうですが、どちらを選ぶかはその人の自由。現在迷っている人は「自然分娩に興味があるから挑戦しよう」「自分には無痛分娩があってそうだ」と、今回寄せられたコメントを参考にするのはいかがでしょうか。
文・AKI 編集・ササミネ イラスト・Ponko
関連記事
※<母乳ゼッタイ!義両親>妊娠したら連絡ナシで訪問してくる義母「げッ……また来た」【第1話まんが】- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 無痛分娩が選べたのにあえて自然分娩にした人いますか?