<今こそ活躍!>みんなの理想のホットプレートは?意外と重要視されているのはサイズ感!
家電などを購入する際「もっとここがこうだったら……」「こんな商品があったらいいのに!」と思うことはありませんか? そこでママスタセレクトでは、リアルなママたちの声を聞く座談会を実施。子どもをもつママならではの目線で、さまざまなテーマについて語っていきます。今回のテーマは、おなじみの調理器具「ホットプレート」です。
【今回の座談会メンバーはこちら】
コガさん……小学校高学年の息子と、都内のマンションで2人暮らし。息子の友人たちが来たときにホットプレートが大活躍!
ナリタさん……小学校低学年の女の子のママ。東海地方在住。グリル鍋を愛用中で、自宅でホットプレートを使うことはないのだそう。
フクイさん……高校生と大学生の息子をもつママ。九州地方在住。食欲旺盛な息子たちのお腹を満たすため、大きめのホットプレートを使用。
ママたちが求めているのはこんなホットプレート!
家族で囲むことも多いホットプレートですが、実は「大きくて立派」が求められているいうワケでもなさそうです……。
・コンパクトで、ニオイ(煙)が出なくて、多機能で使い回せて、洗いやすいホットプレート!
・コンパクトなサイズの方が出しっぱなしにできるし、収納もしやすいし、洗いやすいし、使い勝手がいい。
・たこ焼きプレートなどのオプションプレートも使いこなして、メニューバリエーションも増やしたい。
・ホットプレート料理は手軽なうえにイベント感もあるので、子どもたちにウケるし、ママも大助かり!
ホットプレートにいいイメージもあれば、「ここがちょっと……」という部分もある様子。詳しく見ていきましょう。
コンパクトタイプは使い勝手がいい!
フクイさん:コガさんもホットプレートを使っているんですね。使い勝手はどうですか?
コガさん:うちのはBRUNOのコンパクトホットプレートです。普通のとたこ焼きプレートがついてるセットをもらったけれど基本的にちっちゃいんです。なので1回出したら、2日間くらい出しっぱなしにしてますね。たとえば夜に焼肉やったら、次の日の朝はパンケーキ焼いて、お昼はピラフ作ったりとか。
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ナリタさん:テーブルの上に出しっぱなしでも、邪魔とは思わない?
コガさん:うちは家族2人でテーブルは4人用だから……4人家族だったら邪魔かもしれないけど。
フクイさん:コガさんの家庭にちょうどいいサイズなんでしょうね。うちは大きめのホットプレートなので、出しっぱなしはムリです。洗うときもシンクに収まりきらないから大変!
ナリタさん:コガさんが出しっぱなしにするのは、ホットプレートを1回出すと片付けるのが面倒くさいからっていうのもあります?
コガさん:そうかも。普段はパントリーの棚の一番上の段に収納してて、使うとなったら椅子を持ってきて下ろして……って感じ。コンパクトとはいえ、意外とその作業を手間と感じているのかもしれない。
ナリタさん:大きめだと、より大変ですよね。出し入れが。
フクイさん:家族が多いとつい大きめのホットプレートを……と思ってしまうけど、かえって使う頻度が低くなる可能性はありますね。うちはあと数年したら息子たちは家を出ていくだろうし、そうなったらコンパクトなものに買い替えようかな。
コガさん:それでもやっぱりホットプレートは置き場所がなぁ……という人はBRUNOのグリルポットもいいですよ。鍋だけどグリルプレートも付いてるし、煮る・焼く・蒸す・炊くができるし。ホットプレートみたいに横に長いわけじゃないから場所をとらない。ホットプレートはあんまり出番がないっていう人は、こういう形のもいいかも。
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ホットプレート調理はママの味方!
コガさん:育ち盛りの子どもがいる家とかはお昼にホットプレートで、ワーッて焼きそば作っちゃうとすごいラクっていうのはよく聞きますね。材料切って焼くだけでいいし。
ナリタさん:朝ご飯にホットプレートを使ってる人も知ってますよ。子どもたちはパン食べながら、ホットプレートで勝手にソーセージと卵を焼いて食べてるって。
フクイさん:本当にホットプレート様様(さまさま)!
コガさん:人が来たときは、一品ホットプレートで作ってテーブルの上に置いておく……なんてこともしますね。ちょっと「映える」というか。チーズフォンデュとか作ったりします。
ナリタさん:じゃあ、パーティとか集まりのときに重宝してるんですね。
コガさん:誕生日とかクリスマスでも使うし。子どもたちが遊びに来たときも「たこ焼きするぞー!」ってなると喜ぶんですよね。こっちもいろいろな料理作って出すよりラクだし。
フクイさん:たこ焼きプレート使えますよね。うちはたこアレルギーの子がいて、たこは入れられないんですけれど。ウインナーとか竹輪とかツナとチーズとか、いろいろ入れちゃいます。
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ナリタさん:餅も入れたりとか。ホットケーキミックスで生地作って、なかにチョコレートとか入れて、おやつっぽくしたりね。
フクイさん:たこ焼きプレートで焼きおにぎりも聞いたことありますよ。あとアヒージョとかね。
コガさん:たこ焼きプレートのほかにも、うちはオプションのホットプレートの上にセットできる鍋も追加で買ったんで、寒い季節にはよく使ってます。
フクイさん:オプションのプレートもいろいろありますね。活用の幅が広がりそう!
ナリタさん:ホットプレートのレシピ本とか見ると、メニューのバリエーションも広がるんじゃないかな。
煙やお手入れの面倒くささが解消されれば……
フクイさん:ナリタさんはホットプレートを使ってないんですよね。なぜ?
ナリタさん:グリル鍋ばっかり使ってます。実家ではよくホットプレートで焼肉をしてたんですけど……ニオイがね。煙にのって部屋中にニオイがつくし、床がベタベタするし。だから実家では床に新聞紙を敷きつめて焼肉したりしてましたけど、わが家でそこまでして使いたいとも思わない。
コガさん:私は家で焼肉もするけど、そこまで気にならないなぁ。
フクイさん:きっとリビングの換気がいいんですよ。うちはホットプレートが古いせいもあると思うんですが、こびりつきとかが落ちにくくて。アレ、そのままにしちゃうとカビが生えたりするでしょう?
コガさん:私は、水で洗えない部分のお手入れに迷います。しかも洗えない部分の隙間に肉のかけらとか落ちちゃうと……(笑)。
フクイさん:あー、わかる! 洗えない部分には汚れが入らないようにしてほしい。
理想的なホットプレートはズバリこれ!
コガさん:つまりはホットプレートはコンパクトで、煙やニオイが出なくて、オプションのプレートとかで多機能に使い回せたら最強ってことですよね。
フクイさん:で、洗いやすければ最高!
ナリタさん:それなら気軽に使えるようになりそう。私、できれば娘にもホットプレートを使わせたいなとは思ってるんです。自分が子どものときに、それこそお好み焼きを焼いたりとかホットケーキ焼いたりとか、思い出があるから。母親がやってくれたり、自分でひっくり返せたり、そういうの覚えてますもんね。
ナリタさん:イベント感があってね。
コガさん:ホットプレートって、ちょっとテンション上がるんですよ。
フクイさん:皿で出てくる料理よりも、ステータスが上がった感じがして。
コガさん:なんか話していたらホットプレート出したくなってきた(笑)。ホットプレート、楽しいんだよね。
気軽に使えるホットプレートで、楽しい時間を
「今日は家族がそろっているからホットプレートを出そうか」、「友人がわが家に遊びにくるから、ちょっと特別なメニューを」、「お腹を空かせた子どもたちに手軽に早く食べさせてあげたい」……ホットプレートを出すときは、いつも「誰か」の顔が思い浮かんでいるはず。そう考えるとホットプレートはささやかな幸せの象徴なのかもしれませんね。だからこそホットプレートをしまいこんでいてはもったいない! 気軽に使える「すぐに出せるサイズ」、「手入れがラク」、「料理のバリエーションが増える」ホットプレートで、楽しい時間を増やしましょう。
インタビュー、文・千永美 編集・ここのえ イラスト・なかやまねこ