<お母さんが2人>不倫で離婚した母を結婚式に呼ぶ娘「いいでしょ?」戸惑う父と今母【第2話まんが】
前回からの続き。これは数年前のお話です。私はユウ。夫(タカユキ)は娘のマナが4歳のときに相手が原因で離婚しています。離婚後、夫が30歳、娘が10歳のころに22歳の私と結婚し、3人で暮らすようになりました。しかし娘が20歳になった頃、前妻キミカさんから会いたいと申し出があり、娘は会うことを決断。その後、娘は定期的にキミカさんと会って楽しそうにしています。私はいい気はしませんが、大人になった娘の意思は尊重したいと思い見守りました。しかし……娘はキミカさんを自分の結婚式に呼びたいと言いだしたのです。
夫はしぶしぶ了承しました。私だって賛成はしたものの気分は良くありません。楽しみなはずの結婚式が少し憂鬱になります。さらに娘からの驚きの発言は続きます。
なぜB市? 今住んでいるA市はどう考えてもB市よりも便利だし、若い世帯に人気だと聞いています。B市はキミカさんのいる市です。キミカさんから話を聞いてB市に魅力を感じたからだと娘は話していますが、私はすんなり納得できません……。
キミカさんのいる市に住みたいだなんて……。娘にそのつもりはないでしょうが、自分を否定されている気持ちです。
キミカさんは夫と離婚後、再婚してまた離婚したと聞いています。いまは再婚相手との間にできた小学生の子ども2人を女手ひとつで育てているそうです。娘は優しい子です。もしかしたら苦労している実の母親が心配で、近くに住んでいろいろ手助けしてあげたいのかもしれません。でもそれなら私は……。
キミカさんも結婚式に出てほしい、という娘の思いだけでも複雑な気持ちだった私。娘が結婚後はキミカさんの近くに住みたいとまで言いだすなんて、私たち夫婦は思ってもいない事態に戸惑います。娘がこんなことを言うなんて、まるで私の子育てや私との時間を否定されてみたいに感じてしまいました。驚きや悲しみはもちろんですが、悔しさや虚しさもあふれ出てきて止まりません。娘の結婚後は、娘とキミカさんのすごす時間を尊重し、私は関わらないようにした方がいいのかも、とさえ思ってしまいました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子