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<継母のせいで実家が……!>私の実家なのに?突然の宣告「もうあなたの家じゃない」【第3話まんが】

前回からの続き。最近のお話です。私(エリカ)の両親は、私が幼い頃に離婚。その後父はミドリさんと再婚しました。いつでも私を第一に考えてくれる優しいミドリさんを、私は「お母さん」としてすんなり受け入れたのです。ミドリさんと一緒にいると心から甘えることができて、私は実家が大好きでした。家族との関係は結婚しても子どもが産まれても変わらなかったはずなのに……。ある日私はミドリさんから突然「そろそろ自分の立場をわきまえてくれない?」と言われてしまいます。
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「ずっと言おうと思っていたの……。普通、父親が再婚して、自分も実家を出た身なら考えるよね? いくらなんでも図々しすぎるわ。ここはもうあなたの家じゃない! もっと自立しなさい!」あまりのショックに茫然自失。その後どうやって自宅に戻ったかもあまりよく覚えていません。こらえきれず涙が溢れてきてしまったのでした。

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「そろそろ自分の立場を考えろ」「図々しすぎる」「ここはもうあなたの家じゃない」ミドリさんからの言葉が、何度も何度も頭の中でリフレインします。ずっと……ずっと仲良くできているって……信じてきたのに……。
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だいたい「自分の立場を考えろ」って、ミドリさんが言う言葉? 私とお父さんの暮らしに、後から入ってきたのはそっちじゃない! 立場をわきまえるのはどっちよ。私はひとしきり泣いた後、次第に腹が立ってきてしまいました。そりゃ、ミドリさんとお父さんが再婚したのを機に、いまの実家である戸建てに引っ越しはしたけれど、わが家の原点は「私と父」です。私は父に連絡をしました。

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「私はもう自分の家には帰れないってこと?」「エリカが頻繁に来ていたから、お母さんも少し疲れたんじゃない?」「頻繁にって……。あそこは私の実家でしょ? 実家に帰って何が悪いの?」
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「でもそう言われたのであれば、少し自分で考えてみたらどうかな?」そう言って父は電話を切りました。「なによ……。お父さんもお母さんの味方なんじゃない……」私は今までのことを思い出して、再び涙が溢れてきてしまったのでした。かつて父と2人で暮らしてきたこと。そしてミドリさんが家族になって、弟のショウが誕生してどんどん笑顔が増えたこと……。

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ミドリさんの口から飛び出した言葉の数々に、私はショックを隠せませんでした。私と父との家族に、後から入ってきたのはミドリさんの方なのに。私はミドリさんを受け入れてあげたのに。それなのに「自分の立場を考えろ」だなんて、どの口が言っているのか不思議でなりませんでした。そしてそんなミドリさんの考えに賛同している父にも呆れてしまいます。娘である私が継母から酷いことを言われたのだから、ミドリさんにきちんと話をしてもらいたいところですが、それも期待できないでしょう。ミドリさんのせいで、私は「実家」を失ってしまったのです。

【第4話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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