<1日くらい帰省しろ!>「勉強ばかりでかわいそう」義妹から夫への電話……揉めてる【第3話まんが】
前回からの続き。私(キョウコ)は、結婚して子どもが2人います。これまで地元から一度も出ず、結婚後も実家のすぐ近くに住んでいます。実家との関係は良好で、毎日のように実家を訪ねる日々です。私のきょうだいは2つ上の兄(タツキ)がひとり。兄は進学で東京へ出て、そのまま就職、結婚しています。現在兄は奥さん(義姉ナミカ)と子ども(シュン)との3人暮らしです。今年の年末年始、兄一家がシュンの忙しさを理由に帰省しないと聞いた私は、兄にひとこと言わずにはいられなくなりました。
いても立ってもいられなくなった私はひさびさに兄に連絡をとりました。兄の様子はいつも母を通して聞くばかりです。私が直接話せば、兄は年末年始に帰省しようと思い直すかもかもしれないと考えたのです。しかし兄は「キョウコには関係ないだろ」と聞く耳をもちません。だんだんイライラしてきました。通話をする声のボリュームも上がります。
私はよかれと思い移動にかかる費用の援助を提案してみました。しかし兄は「そういうことじゃないから」と低い声で拒否してきます。
きっと通話をしている兄の近くに義姉がいるはずです。私を拒否するように仕向けているのかもしれません。こちらの実家に来ない分、義姉は自分の実家にいくつもりなのでしょう。許せません。
「だって小学校の時点でそんな様子なら、この先もっと帰ってこなくなるかもしれないじゃない。両親やうちの子の気持ちも考えてよ!」義姉は今後、こちらの実家へ帰らないようにするつもりでしょう。今のうちに注意しておかないとなめられます。
兄一家は仕方なく帰省をあきらめたというより、シュンの予定にかこつけて、帰省を免れようとしているように感じました。年始の塾や仕事は1日か2日間休めばいいのでは? と思ってしまいます。シュンはまだ小学3年生です。中高生で部活を優先するなどと言うならまだしも、いまの時点で、忙しくて帰省もできないなんて絶対にまちがっていると思いました。兄一家が帰らないことで、両親や私の子どもたちが寂しがることを考えると、余計に納得できないです。
原案・編集部 脚本・rollingdell 作画・んぎまむ