<お金使いすぎ義母>同居の条件……「家売った資金の管理は息子」貢がなくても大丈夫!【後編まんが】
前回からの続き。義母はすごく明るい人。一方私は根暗で卑屈な性格です。でも、義母がたくさん褒めてくれるおかげで、少しずつ自分を肯定できるようになってきました。しかし最近、義母の様子が変なのです。なんと義母は私たちのためにお金を使いすぎて、預金が無くなってしまったそう。「家と土地を売ればどうにかなる」と義母は言っているのですが、私はその義母の考えが心配でなりません。だってまた私たちのために無理にお金を使おうとしているのは明らかなのですから……。
私は旦那に同居の条件を提示しました。それは……。
家を売ってわが家にくる条件。それはお金を息子である旦那が預かること。
義母はいい人です。私も義母の裏表がなく明るい性格、みんなにポジティブな声掛けをしてくれるところは大好きです。でも……善意とはいえ浪費家であることには違いありません。一緒に暮らす上で、お金の管理はある程度こちらに任せてもらいたいのです。勝手な条件を付けていますが、追々介護も必要になるかもしれません。入院なども想定しています。そのときは本人のために貯金を使わせてもらおうと考えたのです。
遠慮する義母をたくさん説得して、今義母はわが家にいます。義母は家を売ったお金の半分を自分に、残りの半分を4兄弟で分割してもらおうと思っていたようです。でも、わが家に義母が住むと聞いて、わが家に半分、義母に半分という形になりました。他の兄弟たちは、わが家に義母が住むなら、とうぜんもらうべきだと同意したそうです。
お義母さんは新年に孫と一緒に楽しそうにしています。孫の誕生日はプレゼントをくれたりするけれど、その他でお金を過剰に使うことはなくなったようです。
義母もある意味、根暗で卑屈だった私と同じ。「不器用な人」だったのかもしれません。お金があるから、人と(私と)関われている……と思われていたら……それはとても悲しいです。でも、義母が私の自己肯定感を上げてくれたように、これからは私たちが義母の気持ちを支えていければと思っています。お金を出してくれなくても変わらず「お義母さんが好きですよ」と伝えていきたいと思います。
原案・編集部 脚本・物江窓香 作画・んぎまむ