<お金使いすぎ義母>10万!17万!30万!「高ければ高いほどいい」嫁は倹約家……【前編まんが】
今日は結婚式のドレス選びの日。式場指定のショップに義母と旦那がついてきました。義母は片手で数える程度しか顔を合わせたことがないですが、すごく明るい人です。お友だちがたくさんいるタイプで、根暗な私とは正反対……。
義母は口数の少ない根暗な私にもたくさんしゃべりかけてくれて、場の雰囲気を明るくしてくれます。旦那は後ろでニコニコと見守るのみで、なんだか気恥ずかしい状況でした。
余計なことを……。思わず本音が顔に出ましたが、義母は気づいていない様子です。「いいからいいから!」結局押し切られてしまいました。
結局お色直しのドレスは押し切られてしまいました……。ですが、結果的に義母のご厚意で着れた2着目は、当日来賓のウケがよく。私の母も泣きながら義母にお礼を言っていました。義母は恩を着せるような素振りもなく、「よかった」と一緒に泣いていました。「明るくて裏表のない、本当にいい人だな……」と思ったのです。
さらに私とは正反対な点がもうひとつ。それは……。
そう……義母はお金遣いがとても派手! 義母は心の底から良かれと思ってやってくれているんです。あと、お金をかければかけるだけいいと思っている節があると思います。節約家の私とは正反対です。なので、義母の買い物にはいつもビックリさせられます。でも自分のためにブランド物を買うとか、家を豪華に見せるために高級家具を買うとか、そういうことをするタイプではありません。いつもその買い物は自分のためではなく「まわりのため」なのです。
そんなこんなで、毎回この調子。私は義母の太っ腹な買い物に驚きつつも、こういう人なんだな……と今は思っています。その後、旦那を筆頭に下の兄弟たちもどんどん結婚していきましたが、義母は兄弟家族みんなによくしているみたいです。
義母はいつも、節約して安くすませようとする私に、より大胆な提案をしてくれます。私は義母の提案でかかる金額に毎回驚きますが「お義父さんがたくさん稼いでいるのかな……?」といつしか義母の金銭感覚に慣れていき、遠慮も控えめになっていました。義母は「メイちゃんはかわいくて優しくて、本当に素敵なママ。だから遠慮なんてしないで! 私はメイちゃんに見合った買い物をしたいの」そう言います。私は自分にそんな価値があるとは思えません。しかし義母が本当にそう思って発言しているのを感じていました。
原案・編集部 脚本・物江窓香 作画・んぎまむ