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<相談ナシで同居!?>もはや「互いに思いやりが持てない」夫婦!それぞれの言い分は【第6話まんが】

前回からの続き。。数年前のお話です。私(ミホ)は夫(アツシ)と息子2人(ケント・高校2年生、タクマ・中学2年生)の4人で暮らしています。数年前のある日、夫から「オレの両親と同居するぞ」と宣言され、悩んだ末に同居を受け入れた私。ただ義両親が亡くなったことで、私たちの同居話もなくなりました。そして現在……今度は私の両親との同居話が持ち上がります。しかし、かつて義両親との同居話が出たときに夫自身が言っていた言葉を返しても、夫が首を縦に振ることはありませんでした。そして私は自分の本当の気持ちに気付いたのでした。
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私は再び夫と向かい合いました。「昨日は……ごめんね……?」「分かったならいいよ」私の心の内など知らない夫は偉そうな態度です。けれど私は気付いてしまったのです。私は今回の同居話を使って、夫に復讐をしようとしていたということを……。「私は……多分、あなたのことを恨んでいたんだと思う」
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「恨む? 何を? 結局お前は同居しなかっただろ?」夫はため息をつき、呆れたように言います。確かに義両親の病院への送迎や日常生活のフォローはしましたが、一緒に暮らす前にふたりとも亡くなったので同居生活はしていません。「それに最終的に同居をすると決めたのは自分だろ? そんなにイヤなら最後まで粘れば良かったじゃないか」
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「確かに、同居をするって最終的に決めたのは私自身。たくさん悩んで、苦しんで……。それでも子どもたちのためとか、義両親にも事情はあるって思って……。私が我慢しないと、って自分自身に言い聞かせていた」
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「だから、あなたにも同じ思いをしてほしかった。私がどんなに嫌だったか、どんな思いで同居を受け入れたか。あなたにも感じてほしかったし、分かってほしかった」「俺は受け入れないけどね?」「でも、そもそも、そう思うこと自体が間違っていたと気付いたの」「そうそう。そんなの間違いなんだよ」「……私は同居が嫌っていうあなたの気持ちは痛いほど分かるはずなのに、あなたに同居をさせようとした。自分が嫌だったことを、あえて相手にもやらせようとする。……そこに、あなたへの愛情がないことに気付いたの」
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伝えたとたん、みるみる夫の顔色が変わります。「あなたも、私が同居をするのは当たり前だけれど、自分は嫌だからやらないって……自分の気持ちばかりで、少しも家族の気持ちを考えてくれていなかった。お互いに、相手を思いやる気持ちが持てていないのよ、私たち……」
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「あなたが同居を言い出して、私がそれを受け入れたときから……私たちは終わっていたんだと思う。もう同居はしなくていいわ。別居しましょう。離婚を視野に入れてね」私自身が気付いたことを夫に話しました。自分がされて嫌だったことを、あたかも復讐するかのように「夫への仕返し」として企んだ私。すでに夫への気持ちは終わっていたのだと思います。同居はしなくてもいい。そのかわり別居をして、ゆっくり今後のことを考えたい。それが私の出した結論でした。

【第7話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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