<夫と実母の関係が……>母「アナタのためを思って!」夫への嫌味、ワタシの役目は?【第5話まんが】
前回からの続き。私はイズミ。現在、育休中です。2ヶ月前に次女を出産し、産後は私の実家にお世話になっています。実家はわが家から車で15分ほどの距離。夫・ナオヤは仕事が忙しく、週末に休みがとれたとしても、長女と外出するだけ。正直なところ育児にはほとんど参加していません。私の母は娘や孫可愛さからか、夫を毛嫌いしているような気がしています。次女の産後、その関係性はますます悪化。板挟みのストレスを抱えた私は、夫と真正面から向き合うことにしたのでした。
いまだに夫のダメな点を見つけては、厳しく指摘する母。これまでの夫を見てきたからこそではあるのですが、このままでは2人の関係を改善できません。ここが私の出番。母と夫の間に立つのは私の役目です。これまでは双方の気持ちに配慮するあまり、あえて黙って見守ることも多かったのですが、それがいけなかったと思うのです。
今はまだ頼りなさそうに見えるかもしれないけれど、夫は努力をしている。変わろうとしていることを母にも理解してほしいと思いました。そして里帰りもそろそろ終えたいという気持ちも伝えることができました。
そしてついにやってきた次女のお食い初めの日。
この日は、夫の両親も招き、両家族で次女の健やかな成長を祝うことができたのでした。夫はあれからどんどん積極的に育児に関わろうとしてくれています。最初はおぼつかなかった次女の抱っこやおむつ替えも、今では楽々対応できているようです。
お義母さんもきっと自分の息子がちゃんと親になれているのか心配だったのでしょう。お義母さんの前で、しっかりした父親になっている夫の姿を見せてあげることができてよかったなあと心底思います。
母はためらいながらも、夫の頑張りを少しずつ認めてくれているようです。お食い初めのお祝いを終えてしばらくして、私たちは家に戻りました。ワンオペになってしまうときもありますが、なんとか乗り切っています。週末にはときどき家族4人で私の実家に遊びに行きます。不器用ながらも娘たちの面倒を見ている夫に対して、母は嫌味を言わなくなりました。これからも協力し合いながら、娘たちの成長を家族全員で見守っていきたいです。
原案・編集部 脚本・風沢氷花 作画・むらみ 編集・Natsu