<妻の決定は……絶対!?>実母「神経質なの?」「ガッカリよ」ウチって、ズレてる?【第4話まんが】
前回からの続き。私はチナツ。夫(タカユキ)と子ども2人の4人家族です。最近、妹(トモミ)が第1子を出産し、実家へ里帰りをしています。わが家から実家までは車で5時間ほどの距離。私たち家族が毎年お盆に車で帰省していることを知っている妹から、今回の帰省の際、義弟のカズヤくん(トモミ夫)も一緒に乗せてきてほしいとお願いをされました。妹家族の家と私たちの住む家は30分ほどの距離なので、私は快諾。しかし夫は「5時間も他人と一緒だと疲れるだろ?」と言い出し、難色を示しました。夫の器が小さいだけなんじゃないかと思っていたのですが、友人たちに話を聞いてもらったところ、私の配慮が足りなかったことに気づかされたのです。その日の夜。
とにかく素直に謝ろう。夫の気持ちを理解できていなかったことを謝罪しよう。そんな気持ちで私は夫と話しました。その気持ちが通じたのか、夫も私の謝罪をすんなりと受け入れてくれたように感じます。
おそらく友人たちのアドバイスがドンピシャだったのです。私は妹やカズヤくんのことばかり考えて、夫の気持ちを考えていなかった。帰省するという「家族の行事」「家族の時間」であることを忘れて、自分だけで物事を決めていたことを反省しました。
いったん「いいよ」と言ってしまった手前、妹やカズヤくんがどんな反応をするかも心配でしたが、思いのほかあっさりと妹もカズヤくんも了承してくれたことにびっくりしました。最初に夫が言っていたように、妹としてもカズヤくんとしても「絶対に一緒に帰省したい」と思っていたわけではなく、「近くに住んでいるんだから、せっかくなら乗せていって」くらいの軽い気持ちだったのかもしれません。
いろいろとありましたが、なんとか気持ちも落ち着き、帰省の日を迎えることができました。
結局のところ、私たち家族とカズヤくんは一緒に帰省しなくてよかった。別々に帰省すると決めたことで、カズヤくんは予定よりも早く妹たちに会えたようです。妹も気にするそぶりはなく、その様子を見て、私は心底ホッとしたのでした。しかし、ここに来て、まさかの母の反応……。残念ってどういうことよ。
父は、母や娘の言うことをなんでも「いいよ」と引き受けてくれるタイプなので、母からしたら妻の意見を素直に受け入れない夫のことが理解できないのかもしれません。これまでは何の疑問も持たずにきましたが、あらためて自分の家族を観察してみると新たな気づきが。母も妹も、自分の夫に対してはかなり物言いが強いように感じるのです。妻の言うことが絶対というか、勝手に決めて、あとは相手に押し付けるところがあるというか……。これが普通の夫婦関係だと思ってきたけれど、うちの女性たちの感覚が少し世間とズレているのかもしれないと今回はじめて思ったのです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・善哉あん 編集・Natsu