<妻の決定は……絶対!?>「ウチの夫も乗せてほしい」妹からのお願い「オッケ~!」【第1話まんが】
私はチナツ。夫と子ども2人の4人家族です。妹(トモミ)は最近1人目を出産し、現在は実家に里帰り中。しかしわが家から実家までは車で5時間ほどの距離にあるので、すぐに顔を見に行けそうにありません。産後の妹が元気にしているのか、様子が気になった私は電話をかけてみることにしました。
思いのほか元気そうな妹の様子にひと安心。次の帰省のときに、妹にも赤ちゃんにも会えると思うと楽しみで仕方ありません。
次の帰省の話をしていたところ、妹からこんなお願いをされました。
カズヤくんは妹の旦那。妹とわが家は比較的近いところにあり、普段から仲良くしている間柄です。どうせ私たちも車で帰省するのだから、一緒に……と妹は考えたのでしょう。私は特に深く考えることもなく「もちろん、いいよ」と返事をしました。可愛い妹の旦那、断る理由なんてひとつもないじゃないですか。私は子どもたちと一緒に後ろの座席に乗ればいいし、何も問題なし!
しかし夫はというと、そうではありませんでした。妹と電話をした日の晩「カズヤくんを一緒に車に乗せて帰省したい」と夫に伝えると、思いがけず難色を示したのです。
正直なところ、私は夫も私と一緒でふたつ返事でカズヤくんを同乗させることに賛成してくれるとばかり思っていました。
夫とカズヤくんがあまり顔を合わせたことがないとか、会ったときにあまり話が弾まないというのなら、私だってこんな提案はしなかったはず。でも夫とカズヤくんは顔を合わせるたびにお酒を酌み交わす仲。カズヤくんは夫を慕ってくれているように見えましたし、夫は夫でカズヤくんと楽しい時間を過ごしているように見えていたのです。少なくとも私には。
夫はさらに、カズヤくんを同乗させて帰省したくない理由を続けます。
夫の反応に正直戸惑いました。しかしこれ以上、私の意見を押し通したところで、夫の気持ちが変わるとも思えません。帰省の際に運転するのは夫。ヘソを曲げて「帰省しない」なんて言い出したら、それこそ困るのです。私は悶々としてしまい、あまり眠れないまま次の朝を迎えました。夫も昨日の話を引きずっているのではないかと心配しましたが、まるで何ごともなかったかのように出社していきました。夫の本当の気持ちはわからないまま。なんとなくモヤモヤします。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・善哉あん 編集・Natsu