<妻の決定は……絶対!?>友人「不満の種があるのかも」トラブルの核心は一体どこ?【第3話まんが】
前回からの続き。私はチナツ。夫と子ども2人の4人家族です。最近、妹(トモミ)が第1子を出産し、実家へ里帰りをしています。わが家から実家までは車で5時間ほどの距離。私たち家族が毎年お盆に車で帰省していることを知っている妹から、今回の帰省の際、義弟のカズヤくん(トモミ夫)も一緒に乗せてきてほしいとお願いをされました。妹家族の家と私たちの住む家は30分ほどの距離なので、私は快諾。しかし夫は「5時間も他人と一緒だと疲れるだろ?」と言い出し、難色を示しました。煮詰まってしまった私は、友人たちに相談してみることにしました。
友人たちは完全に私の味方をしてくれるだろうと期待していたのですが、「私だったら旦那さんの希望通りにする」という友人の言葉に戸惑います。
「5時間もの間、家族以外の人と一緒にいるのは気を使う」「妹の妻の旦那は、夫からしたら他人」友人たちの言い分もわかります。たしかに関係性で言えば、夫とカズヤくんはそんなに近しい間柄とは言えないかもしれません。しかし他人とはいえ、これまでそこそこ懇意にしてきたのです。お酒を飲むたびに夫もカズヤくんも楽しそうにしていたのだから。だからこそ帰省の際にカズヤくんを同乗させたくないと拒む気持ちが、私にはわからないだけなのです。
表面的な話……? 友人の言葉が刺さります。夫は何に不満を抱いているのでしょうか。心当たりと言われ、これまでのことを思い出してみますが、これといった原因がわかりません。そんな私を見かねてか、友人が話を続けます。私はこれまで夫とカズヤくんは親しくしているとばかり思っていました。だから5時間以上かかる車での帰省でも、きっと楽しく過ごせるはずだと、勝手に思い込んでいたのです。
友人にも私と同じような出来事があったそうです。よかれと思って決めたことが、相手にとっては「勝手に決めた」と感じてしまうこともあるのか……。私はみんなの気持ちを思って、特に妹とカズヤくんの気持ちを思って快諾したことでしたが、もしかしたらそれも旦那からすれば、やっぱり「事前に相談がほしかった」ということなのかもしれません。逆の立場になったらというところまで考えが及んでいませんでしたが、想像してみると、たしかにいい気持ちはしないなと思ったのでした。友人たちからの意見を聞いて、いろいろ気づかされたと同時に反省しました。頑なだったのは、おそらく夫じゃなくて私のほう……。私が夫に「ガッカリ」したように、夫も私にガッカリしたかもしれません。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・善哉あん 編集・Natsu