<苦手なママ友>合わない人と距離置きたいときは……?私を信じてくれたママ友の言葉【第4話まんが】
前回からの続き。私はヒナコ、30歳。夫と3歳の息子(ソウゴ)の3人家族です。支援センターで出会った先輩ママのマユミさん、息子と同じ年の男の子がいるリエさんと良く話をするのですが、実は私はリエさんのことがちょっぴり苦手。いつも無神経なことばかりを言ってくるからです。ある日、私の悩み話から始まった話で、ママ友のマユミさんに対して、リエさんはとても失礼な発言をしました。我慢できなくなった私は「勝手に人の家のことを想像するのやめない?」とリエさんの発言を否定。するとリエさんは私を無視しはじめ、周囲に悪口を言いふらすようになりました。私は怖くなってしばらく家に引きこもるように……。そんなある日、マユミさんに誘われて、私はおそるおそる地域のお祭りに行くことにしたのです。
マユミさんの言葉にドキっとしました。そこへ、リエさんがやってきます。
まるでその場に私がいないかのような発言。変わらないな……と悲しくなります。
マユミさんから正論を言われて、リエさんは言葉につまります。私にいやがらせをしている自覚はあるようです。
こんなふうにはっきりと誰かを拒絶するマユミさんをはじめて見ました。
普段とはまったく違ったマユミさんの態度にびっくりしました。
私とソウゴのために強く言ってくれたものの、今度はマユミさんがリエさんからイヤなことをされないか、心配になってしまいました。
私がリエさんの発言を気にしすぎなのかと思っていましたが、そうではなかったことに驚きました。
マユミさんが明るく「失礼」と言ってくれたことで、少し気持ちが楽になりました。モヤモヤを抱えたままでいるのは、私にとって苦しいことでした……。
マユミさんの前で、私とソウゴの存在を無視してきたリエさんに言い返したのは、これまでずっと笑顔でニコニコしていたマユミさんでした。その毅然とした態度にびっくりしたのか、その後リエさんは余計なちょっかいを出してくることがなくなりました。周りのママたちもどちらに非があるのか、一目瞭然だったようです。
関わり合う人全員と仲良くするなんてことは無理に決まっています。マユミさんの言葉で、私はすっかり目が覚めました。これから子どもが友達関係で悩んだとき、私もマユミさんのような言葉をかけられるようなママでありたいです。
脚本・古川あさこ 作画・林檎りん 編集・塚田萌