<義妹の子を預かって?>結婚式に行く義妹。甥っ子の面倒をみろと……なぜ「私」が!?【前編まんが】
私は現在、5歳になった息子のタイキを育てています。夫は土日も仕事のことが多いため、なかなか育児に参加することができません。かといって双方の実家も新幹線や飛行機を使わないといけない距離にあるため、土日にタイキと2人だけで過ごすことを寂しく思うときがあるのも事実。しかし息子が大きくなればなるほど行動範囲が広がり、今では2人だけの気軽な休日を楽しめるようになってきました。
夫にはミオちゃんという妹がいて、わが家から1時間くらいの場所に住んでいます。ミオちゃんは2年前に第一子であるショウくんを出産しました。ミオちゃん一家とは、年末年始やお盆などの長期休暇のときに顔を合わせるくらいで、普段はほとんど交流はありませんが、夫とミオちゃんは比較的仲が良く、ちょくちょく連絡を取り合っているようです。
私自身はミオちゃんと互いの連絡先は交換しているものの、これまで直接の交流はありませんでした。義実家で会えば話すけれどそれ以上の付き合いはないというか……。その必要性がこれまでなかったし、義理のきょうだいはそんなものだろうくらいの感じで、特に不満もありません。ミオちゃんやミオちゃんの家族がどう過ごしているのか、それらの情報はすべて夫を経由して聞くくらいの仲でした。
子どもが小さいうちはひとりで外出する機会なんてほとんどありません。なので夫からミオちゃんがお友だちの結婚式に行くという話を聞いたときも、単純に「いい気分転換になるだろうな」と思いました。ずっと家にいるばっかり、子どもと一緒ばっかりの毎日はなかなか新鮮味もありませんよね。しかし……。
「だろ? だから行かせてあげたいんだよー」嬉しそうにしている夫に違和感がありました。(行かせてあげたい……?)
違和感の原因はこれかー! 休日の予定を聞かれて、期待した私がバカでした。妹ミオちゃんの子どもを私に預かってですって!? ミオちゃんと私は会えば話す程度の仲なのに、いきなり甥っ子のショウくんを預かるなんてとんでもありません! ましてや2歳児なんて自分の子どもだけでも手を焼くのに。めったに会わない他人の子どもを預かれるほど、私は心が広くありません。今回は断る以外に選択肢はなさそうです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よし田 編集・Natsu