<義妹の子を預かって?>「妹だって育児を頑張ってるんだから」えッ……じゃあ私は!?【中編まんが】
前回からの続き。私(ノリカ)は夫と息子タイキ(5歳)と3人で暮らしています。夫は土日も仕事のことが多いため、なかなか育児に参加することができません。かといって双方の実家も新幹線や飛行機を使わないといけない距離にあるため、土日にタイキと2人だけで過ごすことを寂しく思うときがあるのも事実。しかし息子が大きくなればなるほど行動範囲が広がり、今では2人だけの気軽な休日を楽しめるようになってきました。そんなある日、夫の妹であるミオちゃんから、夫経由でミオちゃんの息子ショウくん(2歳)を「私」に預かってほしいと連絡が入ります。どうやらミオちゃんは友達の結婚式に行きたいようです。
「ミオだって、毎日育児頑張っている!?」そりゃそうだと思います。その言葉には異論ありません。でも毎日育児を頑張っているのは私も同じなのです……。小さな子どもを連れての結婚式が大変なのは、私にだって想像できます。それにたまのお出かけのときくらい、子どもを置いて、存分に楽しみたい気持ちもあるでしょう。でも私に預けようとする前に、夫の両親やミオちゃんの旦那さんのご両親に助けを求める手もあると思うのです。なんで私なの……?
都合が悪くなると、いつも仕事仕事って……。それだけミオちゃんが結婚式に出ることが大切なら、夫が仕事を休めばいいのに。ミオちゃんの旦那さんだって、仕事を休む選択をしてもいいはずです。なのに自分たちには何の負担もないようにしておいて、私にだけミオちゃんの子どものお世話をしろというのは、どう考えてもおかしいと思うのです。さらに私には納得のいかない理由がもうひとつあります。それは……。
納得のいかないもうひとつの理由……それは直接連絡がこなかったこと!
そう、結婚式は少なくとも数ヶ月前には招待状が届き、出欠を確認されているはずです。小さな子どもがいる場合、もし子どもを置いて結婚式に出席しようと考えるなら、子どもの預け先も含めてしっかりと準備をするべきでしょう。その準備を怠った尻拭いを、私が引き受けるのは納得がいかないのです。そう考えてしまう私は、心が狭いでしょうか?
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よし田 編集・Natsu