<あなたの感想は不快>心当たりはある?ママ友から言われた「不快な言葉」とは
子どもの成長とともに出会いと別れを繰り返していく「ママ友」。子ども絡みのコミュニティで出会った間柄だからこそ、その距離感の取り方に悩むママも多いのではないでしょうか。なかには本当の親友のような関係になれる相手もいれば、思わぬトラブルに巻き込まれてしまう人もいるかもしれません。そんなママ友からの何気ない一言に、グサッと心をえぐられた経験はありませんか?
『なにかママ友に言われて不快だったこと、ある?』
ママスタコミュニティに投稿を寄せてくれた投稿者さんは、自らもママ友に不快な言葉を言われて、今でも時折思い出してしまうのだそう。言った本人は覚えてもいないだろうけれど、言われた方からすれば「不快……」と記憶に残ってしまう、そんな言葉をご紹介します。もしかしたら、思いがけず言ってしまった言葉もあるかもしれませんよ……?
人の家にきて、嫌味を言って帰る……
『新築の家のなかが見たいと言うので見せたら、「外観から想像するよりなかは狭いんだー」だって』
『「狭いね、何でこれでよかったの?」って言われて「は?」って思ったよ。うちも家建てるから色々参考にしたかったのに、ちっとも参考にならなかったわって。マジうざかったよ』
『そこそこいい立地、たまたま高額物件の新居に招いたら「ここには住みたいとは思わないな」って』
マイホームは、その家に住む人の想いや生活が詰まっています。そんな大切な場所に招かれておいて、相手を傷つけるような言葉を言うとは驚きですね。きっと言った本人は悪気なく言った言葉だったかもしれませんが、「自分の感想」を言えば良いというものではありません。その言葉を受け取った相手はどう思うかまで、想像力を膨らませて欲しいですよね。それができる人は、こんな空気が読めない発言はしないのですが……。
子どもの性別について、何気ない言葉にグサッ……
『子どもが1人(あえてです)の私に「男の子も産んであげなよ~パパかわいそう!」夫は特別男の子を欲しがってるわけでも2人目を欲しがってるわけでもないのに……』
『子どもは女の子2人だけど「男の子欲しくないの? 3人目作りなよ」って言われたことある。性別どちらでも良かったし、子どもは2人と決めてたから余計なお世話だと思った』
子どもを育てるとは、そんなに簡単なことではありません。親側のキャパシティの問題もあれば、経済的な面でも先々のことを含めて考えていかなくてはなりません。また欲しくても授からない場合だってあるでしょう。それぞれの家庭でしか分からない事情があるはずなのに、それを何も知らない他人が上から目線でアドバイスできることではありませんよね。「大きなお世話です!」と声を大にして言っても良さそうですね。
子どもの性格で悩み、疲れていたときの上から目線発言
『子どもの反抗期で大変だったとき、散々向き合って精神的にもボロボロになっていたときに「まず遅刻や欠席を許すからそうなるんだよ。中学生にもなって送っていくのも甘やかしだし、うちではそんなこと絶対許さない」と言われた』
『子どもの甘え、私の甘やかしというのは重々承知。それで「言ってもできないならそんな子ども捨てれば?」と友達から言われたよ』
子育てをしていくなかで、ママたちはさまざまな悩みにぶつかるでしょう。一筋縄ではいかないものもあると思います。そんなとき、相手がどれほど悩み苦しんでいるかを想像もせず、上辺だけを読み取って上からアドバイスしてしまったことはありませんか? 自分の子どもには自分の教育方法が通じたけれど、それが相手のお子さんに通じるかは分からないのです。子どもの数だけ育児の方法があるはずなのに、自分の育児を「正解」だと思って相手に押し付けるのは、互いに切ない思いになることだと忘れずにいたいですね。
大事なのは、相手の立場に立って考えられるかどうか
『いるよね。たまたま無難な子どもに育っただけなのに、自分の育て方が良かったと勘違いして上から目線の発言する人』
親子にも相性があるし、子どもの成長にも個人差があります。100人の親子がいれば、100通りの育児があるのです。自分の育児は「たまたま」ママ本人とその子どもとの間だからこそ成功したものであり、すべての人に当てはまるわけではありません。そのことをしっかり理解していれば、誤って相手を傷つけてしまうことは少なくなるのではないでしょうか。
『自分が言われたら、されたらどう思うのか、相手の立場に立って考えられない、想像力の乏しい大人が増えた今日この頃』
言葉はカタチに残らないけれど、記憶として刻み込まれるものもあります。自分の気持ちを素直に表現することは大切です。しかしその先には常に相手がいます。自分の発した言葉が相手を傷つけてしまわないかどうか。少しでも相手のことを思いやる気持ちを持つことで、不快な言葉は減っていくのかもしれません。
今回の投稿を読んでいると、やはり「傷ついた言葉」を受け取った側は鮮明に覚えているものなのだなと感じました。一方で、傷ついた言葉を投げかけた側は、そこまで覚えていないものなのでしょう。「言葉」とは、コミュニケーションをとる上でも非常に重要なツールではありますが、ときに鋭いナイフと同じような役割をしてしまう恐れがある。それをいま一度覚えておきたいなと感じた投稿でした。
文・渡辺多絵 編集・秋澄乃 イラスト・カヲルーン
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