<フレンドリーで図々しい?>全く遠慮のない夫にモヤモヤ!「え〜いいんですか〜?」【第2話まんが】
前回からの続き。最近の話です。私は妊娠6ヶ月のユイナ。夫のマナブと新婚生活を送っています。マナブは誰に対しても自分の気持ちを伝えることができるフレンドリーな人です。対して私の両親はおとなしいタイプ。マナブからいきなりグイグイこられたら驚いてしまうことでしょう。結婚して初めての実家への帰省を前に、私は念のため夫に「控えめにね」と釘を刺したのでした。
両親は私たちのことを大歓迎してくれました。たくさんのごちそうを前に、マナブはご機嫌で父と談笑しています。「こんなにお魚が美味しいと、きっと刺身だけじゃなくて焼き魚も美味しいんでしょうね~。日本酒と合いそう~! うわ~想像しただけでヨダレ出てきたわ。あー食べてみたいな~」無邪気に喜ぶマナブに、母は……。
「いま冷蔵庫に焼き魚用のお魚あるけれど……」「えっいいんですか??」母が追加で魚を焼いてくれて、マナブはそれも上機嫌で平らげていました。
そうして料理がなくなってきた頃……「アレ? 刺身がもうない。あーー……もっと食べたかったのにな~残念!」お酒を呑みながらマナブがこういったのです。お刺身を追加で買ってこようとする母に慌てて「私も行く!」と伝えました。私は母とスーパーへ。
追加の刺身を買い物中、母に謝りました。「……ごめんね。マナブさん、少し酔っぱらっているみたい……」「美味しく食べてくれているなら、良かったわよ」
「お茶漬けじゃなくてー……ラーメンとかありません? ラーメンの気分なんですよ~」と調子のいいマナブに慌てました。「お母さん、私が作る!」
「マナブくんはよく食べてくれるから、ユイナも作りがいがあるだろう」父がそうフォローしてくれましたが、笑顔がひきつっていたように見えました。私はラーメンを作ってマナブに出しました。マナブは「ありがと~」と言いながらおいしそうに食べ、その日はシャワーを浴びて眠りにつきました。
私の伝え方がいけなかったのでしょう。「控えめに」といった言葉は、マナブにはなにひとつ伝わっていなかったのです。むしろフレンドリー具合(?)に拍車がかかったようにすら感じました。私は両親、特に母に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子