子どもが眠る魔法の絵本『おやすみ、ロジャー』って?
今、話題の「おやすみ、ロジャー」という絵本を知っていますか?
海外で既にベストセラーになったこの「おやすみ、ロジャー」、なんとたった10分で子どもが眠るという魔法の絵本として注目を浴びています。
絵本の中には子どもを眠りに誘うテクニックがいっぱい!
この絵本の作者はスウェーデンの行動科学者、カール=ヨハン・エリーン氏。彼は、子どもがなぜ寝たくない気持ちになるのか考え、自然に眠りに入れるようなテクニックを絵本に取り入れ3年もかけて作り上げたそうです。
どのようなテクニックが盛り込まれているのでしょうか?
『臨床心理士が、あの本には催眠のテクニックが詰まってると言ってたよ。
眠くなるように合理的に誘導しているんだってさ。』
『足首の力を抜いてとか、腕が重くなってくる~とかリラックスするための自律訓練法も盛り込まれてるよね。』
『あなたはだんだん眠くなる~っていう催眠術みたいな感じの本。
同じような言葉が出てきて、話は単調。あくびをさせたり、意識に語りかけるような本だよ。』
「おやすみ、ロジャー」を実際に読み聞かせしたら、どうなった?
絵本の登場人物は、うさぎのロジャーとママ、おねむのカタツムリ、ウトウトフクロウ、あくびおじさん、といったなんとも眠くなりそうなキャラクターたち。読み方にも特徴があり、強調する、あくびをする、静かな声でゆっくり読む、といった指示が出されています。
果たして本当に子どもが寝てくれるのか…?
実際にこの本を読み聞かせした体験をママスタのママさんが教えてくれました。
『本当になかなか寝ない子ですが、本を読みはじめて少ししたらあくびをはじめて、目をこすったり眠そうな素振りをみせました!
結局、読み終わっても眠ってはいなかったのですが、いつもより断然早く眠りました。内容は正直、おもしろく無いです…。
この絵本のおかげとはまだ言い切れませんが、どんな絵本を読んでもここまで明らかに眠たそうにしたことは無くて…。
明日も読んでみたいと思います。』
『うちの子本当に寝付きの悪い子で、いつもより寝かしつけに一時間半はかかる。
読んで10分とまではいかなかったけど、読んで20ページ目で本当に寝た!!
びっくり!!』
『子供によると思う。
強調する、ゆっくり読む、あくびする等指示があるし、文字数が多いから読みにくくて疲れるよ。うちは4歳だけど、途中で飽きてる。
それでも読み続けたら寝る事はある。寝ない日もある。だから絵本のおかげ!効果ある!という感じではないよ…』
『何日か読んでる。子どももアクビするけど、こっちもめちゃくちゃ眠くなる~。
読み終わって寝てなくてもすぐに電気消して寝ちゃえば早く寝てくれる感じ。
こっちも寝ちゃうけど…。』
読み方に工夫が必要ですが、声に出してゆーっくりゆーったりと繰り返し読み聞かせるとリラックスしてとても効果的だそうです。
毎日の寝かし付けに苦戦中のママさん! 子どもを眠りに導くテクニックがたくさんつまったこの絵本、試してみる価値はありそうですね。
文・編集部
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