<元夫と暮らす中2息子>元夫の誘いに困惑!「二度と連絡するな」と言われたのに!?【第4話まんが】
前回からの続き。
数年前の話です。私は30代後半のユキエです。元夫シンイチとは、10年前に離婚しました。離婚の原因はシンイチの浮気。離婚後は息子のエイジと2人暮らしをしていていたのですが、余裕のない生活を送っていた私は次第にエイジに追い詰めてしまいます。するとエイジは泣きながら「おばあちゃんの家で暮らしたい」と言ってきたのです。その後エイジは元夫の実家で暮らすことを選び、私との面会で「もうお母さんとは会わない」と申し出てきたのです。
勝手に浮気をして家を出ていき、息子との面会権まで奪われるなんて……どうしてここまでされないといけないの? 私は悔しさを覚えます。息子と一緒に過ごしたい。成長を見ていたい、でも。
私が不甲斐ないせいで、息子のエイジに「親を選ぶ」という悲しい選択をさせてしまいました。息子だってそんなことは望んでいなかったはずです。
エイジに会えないのは嫌だ、でも私が自分の感情を伝えることで、さらにエイジを悩ませて、傷つけてしまうかもしれない。私にだって責任があるんだ。だから……。
その後、息子のエイジに会うことは控えていましたが、せめて誕生日のお祝いくらいは贈りたいと思い、元夫にメッセージを送りました。しかし……。
「エイジはお前の顔が見たくない。だから2度と連絡はしてくるな。エイジは俺たちが育てる」そう返ってきたのです。ショックでしたが、私にはどうすることもできませんでした。それが最後の連絡だったのです。
その後、私は無我夢中で働きました。エイジと元夫からの最後の連絡が私をそうさせたのかもしれません。その後、数年経って、私は現夫のマモルと出会いました。
優しいマモルとお付き合いの末に再婚し、ほどなくして妊娠が分かりました。
「幸せになってもいい」、マモルの言葉にどれだけ私が救われたか。久々の出産を頑張ろうと決めたのです。
私が首を突っ込むことでエイジの悩みを増やしてしまうのであれば、もう会うのはよそう……。そう思い、私は身を切る思いでエイジのことをあきらめたのです。なのに数年ぶりの元夫からの連絡はまるで何もなかったかのようなテンションで、どう返事をすればいいのか私には分かりませんでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子