<ノスタルジーに浸りたい>夏休み、子ども時代におじいちゃんおばあちゃんと過ごした思い出を教えて
みなさん、夏休みはどう過ごす予定でしょうか。旅行の計画を立てている人もいれば、実家に帰省して、ゆっくり過ごそうと思っている人もいるかもしれません。ママスタコミュニティにもあるママからこんな投稿が寄せられました。
『夏休みにおじいちゃんおばあちゃんの家に行ったときの思い出を聞かせてください。毎年おじいちゃんおばあちゃんのうちへ行っていました。おじいちゃんもおばあちゃんもニコニコして優しくて、朝は朝顔や植木に一緒に水やりしたり、夕方には縁側に蚊取り線香を置いて西瓜を食べたり、線香花火をしたり、夜は蚊帳を吊ったなかで寝たり、いい思い出ばかりです。みなさんはどうですか』
投稿者さんはおじいちゃんおばあちゃんが大好きだったようですね。投稿いただいた思い出は投稿者さんのものですが、どこか情景が目に浮かぶようですね。ノスタルジックで懐かしい日本の原風景を感じた人も少なくないのではないでしょうか。ママスタのママたちはどうでしょう。ママたちのおじいちゃんおばあちゃんと過ごした夏の思い出を紹介します。
懐かしさいっぱいの田舎の夏休みジーン
『おじいちゃんの家は五右衛門風呂だった。水を山からひいていたな。兄弟やいとこたちと釣りをした。目の前が海だから綺麗な石をひろいにいったりしたな。木の実を食べたり、近くの川で遊んだりしたな。ほんと懐かしい』
『母方は田舎で山奥にありました。まさに自然に囲まれていて、叔父夫婦には子どもがいなかったから大歓迎されて甘やかされていました。牛に飼料をあげたり、五右衛門風呂を薪で沸かしたり、水道が来てないから井戸水を使って、水の大切さを教えてもらったり、とても楽しかったです』
『母の実家は、目の前が海だから毎日泳いでました。おじいちゃんの船にも乗せてもらったり、貝やイソギンチャクを見つけたり、きれいなガラスを浜辺で集めたり。泳いだ後のおばあちゃんのごはんとお味噌汁がおいしかったなぁ』
『縁側の戸を開けたまま縁側には蚊取り線香を祖母が置いてくれて、蚊帳の中で眠る夜が好きでした』
こちらのママたちは、五右衛門風呂に海水浴、蚊帳……と懐かしい田舎の夏の思い出を寄せてくれました。古き良き日本の夏という感じですね。「火をおこす」「風呂を炊く」「ごはんをつくる」……といった生活模様に人の温もりが感じられますよね。便利な都会暮らしになれると、こうした不便ながらもゆったりした田舎暮らしに憧れる人もいるでしょう。大人にとっては懐かしい田舎の思い出ですが、子どもにとってはどうでしょう。未知との遭遇の連続なのではないでしょうか。都会暮らしに慣れたお子さんは、この夏田舎で過ごしたり、古民家を借りて昔の暮らしを体験したりしてもいいのではないでしょうか。
市内のおじいちゃんとおばあちゃんと過ごした日々
『父の実家は市内の街中で、おばあちゃん一人暮らしで、近所のデパートによく連れて行ってもらったな。庭の手入れが上手で、ほおずきで笛を作ったり、鈴虫の音を聞きながら眠った。すき焼きをいつも作ってくれておいしかったなぁ』
『小学生のときは、春、夏、冬休みに、遊びに行くのが当たり前だったな。祖父の作る料理と、祖母にデパートに連れて行ってもらって服を買ってもらうのが嬉しかった。洋服好きで、読み聞かせてくれた「裸の王様」が1日に何回も着替えるというのを、本気で羨ましがってたのが印象的だった』
『実母のほうのおばあちゃんは当時、風呂無しアパートに1人暮らししていて泊まりに行くとみんなで近くの銭湯に歩いて行った』
こちらは、どちらかというと都市に住むおじいちゃんとおばあちゃんとの思い出といえるでしょう。久しぶりに会う孫のためにご馳走を作ってくれたり、遊びに出かけてくれたり、どこかゆったりとしていますよね。日頃、学校や塾、習い事などに忙しいお子さんは、生活に追われるパパやママと過ごすよりも、おじいちゃんおばあちゃんと過ごすほうがのんびりできるかもしれませんね。実家に子どもを預けて、パパママも子どももゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。
今は亡きおじいちゃんおばあちゃんを想うママの声も
『大好きなおばあちゃんもおじいちゃんも、もういない。母親の実家に行っても空っぽな箱だけ。優しい思い出が甦ってきて泣きそう……もうおじいちゃんの背中を揉むことも、おばあちゃんの料理を食べることもないって思うとさみしい』
『縁側に蚊取り線香を焚いて、おばあちゃんが作ってくれたおにぎりを食べたり、孫が来るからとわざわざ買ってくれたカルピス(瓶に包装紙の)を飲んだり、貴重な体験だったな~。もう会えないけど会いたいな~』
また「おじいちゃんおばあちゃんに会いたくても、もう会えない」といった声も寄せられました。おじいちゃん、おばあちゃんとの思い出が懐かしいのは、「あの頃にはもう戻れない」と大人になって気がつくからかもしれませんね。こうした思い出は何事にも代えられないものでしょう。子どもにも一度きりの経験をさせることで、大切なものがなにかに気が付くかもしれません。夏休みに帰省をする人はぜひ、子どもとおじいちゃんおばあちゃんのふれあいの時間を大切にしてくださいね。
文・安藤永遠 編集・みやび イラスト・加藤みちか
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