「子どもが芸能界に入りたい」と言ってきたら?ー飯田圭織×辻希美トークショー
元モーニング娘。の飯田圭織さんと辻希美さんによるスペシャルトークショーの後半をお届けします。
(日本テレビ『ママモコモてれび』のファミリーイベントにて)
■飯田さん、辻さんのストレス解消法
飯田:
ストレスが溜まってきたら、とりあえず息子と一緒に昼寝をしたりして体を休めるようにしています。子どもが小さいときは休むことに罪悪感を感じることもありましたが、自分がボロボロになるとマイナス思考になって悪循環になると思ったんですね。リフレッシュして明るく子育てした方が子どものためにもいいと思って割り切って休むようにしました。
辻:
イライラはやっぱりしますよね(笑)
私は部屋の模様替えがストレス解消になっています。家にいることが多いので、ちょっと家具の配置を変えたり、観葉植物を加えると気分が変わってスッキリした気持ちになるんですね。ブログを見ている皆さんはおわかりかもしれないですが、結構な頻度で模様替えしているんですよ。そういうときはストレスが溜まっているタイミングだったかもしれません(笑)でも終わったあとはスッキリしています。
■もしお子さんが芸能界に入りたいといったらどうする?
辻:
うちは上の娘が最近言いはじめたんですよ!この一週間くらいですかね。
旦那は芸能界には入れたくないと言っています。私もどちらかといえば入れたくないかな。
自分が中学高校の一番楽しい時間をゆっくり過ごせなかったので、いまだに「友達と制服を着て街を歩きたかったな」、と思うことがあるんです。その時にしか出来ないことをやり残したなと思うところがあるんですよね。だから娘にはそういう経験もしてほしいなと思っています。
でもそうした経験をある程度させられて、その後であれば「いいんじゃない」って言うかもしれないです。
飯田:
私も、「どうしてもやりたい」っていってきたら、「自分の力だけで挑戦しなさい」と言うかもしれないです。
うちは男の子なので、安定できる職業についてほしいなという気持ちが本音ではありますね(笑)
■お二人は夫婦げんかはしますか?
飯田:
今はけんかはほとんどないですが、結婚してすぐくらいはたくさんありました(笑)
私が北海道出身でで彼が大阪で、味噌汁の味、しょうゆの味から始まって、些細なことでよくけんかをしていましたね。
最近はお互いがどういうときにイライラしやすいかわかってきて、以前なら「ちょっと言い返したい」という気持ちのときに、そのまま相手に言い返したりすることもありましたが、最近は「言い返さずに早めにリラックスしよう」と思えるようになりました。
辻:
最初の3年くらいはほとんど毎日けんかしていましたねー。
始めての子育てでどうしていいかわからないことが多くて、お互いにピリピリしていました。「実家に帰らせていただきます」っていう置き手紙をしたこともあるんです(笑)
でもそうして逃げたりしても夫婦として前に進めないことに気づいて、冷静な自分のときに、思ったことを普通に話すことを心がけるようになったらけんかが全くなくなりました。カーッとして話すのはよくないですね。
前までは「靴下が落っこちている!」みたいな本当に小さなことも言っていたけど、今はある程度流せるようになってきたというか、お互いに干渉しすぎず、機嫌悪そうならあえてほっておく、そういうことができるようになってきたと思います。
旦那が月の半分くらいはロケに行っていて、二人の時間がなかなかとれないのですが、記念日はとても大事にしてくれるし、お母さんにもとてもよくしてくれているので感謝していますね。
飯田:
うちの旦那さんにも言っています。辻ちゃんのブログを見たら、旦那さんから花をもらってたよーって。
辻:
旦那さんが送ってくれる花束が「かすみ草の中にバラ一本」なんです。「たくさんの人がいるなかで、君だけを見ているよ」、みたいな意味らしいです(笑)
■会場に来た方から飯田さん、辻さんへの質問タイム
◇ママからの質問①:
今妊娠7か月です。妊娠中のこの時期だからできる、マタニティライフの楽しみ方があれば教えてください。
飯田:
ぜひ温泉とかに夫婦だけで旅行に行ってほしいですね。
子どもと行くのも楽しいけど、夫婦だけでゆっくりできる旅行はもう経験できないので、ぜひ二人だけの時間を過ごしてほしいなと思います。
辻:
私も出産すると子供がいちばんになるので、夫婦の時間を大事にしてほしいと思います。
あと、大きなおなかの写真を撮ってほしいなと思います。子どもに「ここにいたんだよ」と言って見せると関心を示してきますよ。7か月だとこれからどんどん大きくなるタイミングだと思うのでぜひやってみてください!
◇ママからの質問②:
一歳半のひとり娘がいます。どういう風に遊べばいいか教えていただけますか?
辻:
一歳半だと歩き始めて動くから大変だけど、すごくかわいい時期ですねー!
私も遊び方は困りますね。最近、近所の公園が砂場の衛生面で気をつかってくれているので、砂場遊びをよくしています。泥だんごをたくさん作ってあげると、子どもはだんごをつぶしちゃうんですけど、それが楽しいみたいですよ。泥だんごなら何度でも作り直せるところもいいですね。
飯田:
私は子どもにいっぱい話しかけるようにしていました。まだ言葉はわかっていないと思いますけど、「パン食べる?」とか何かするときに声をかけるようにしていました。ひとりの人間として話してあげるといいみたいです。
◇パパからの質問:
先ほど旦那さんから花をもらった話がありましたが、他に旦那さんにされてうれしかったことはありますか?
辻:
うちは三人目が産まれてから本当に育児をすごくやってくれるようになりました。
子どもが三人いると、家事をしていてもみんなで話かけてきたりしてたいへんなことがあるのですが、そういうときに子どもの面倒を見てくれていると家事に集中できるので助かります。そういうことがうれしいですね。
飯田:
私はお風呂が好きで、子どもを産む前は一時間くらい入ることもあったんですが、産んだ後はそういうこともできずにいました。
あるときすごく疲れていたときに、旦那がそれに気づいたみたいで、お風呂を掃除してくれて、「今日はお風呂にゆっくり入んなよ」、と言ってくれたんです。それが嬉しかったですね!
辻:
旦那さんがこの場でそういう質問をしてくれたこと自体が奥さんはうれしいと思いますよ!
文・編集部