料理が苦手な人の謎。レシピを見ながら作ってもうまく料理が仕上がらないのはなぜ?何が間違ってる?
家族のために日々料理をするママたち。レシピを見ずにあっという間に美味しい料理を作ってしまうママもいますが、レシピを見ても納得できる料理が出来上がらないママもいますよね。そのような場合に「料理が苦手」と表現するのかもしれませんが、ママスタコミュニティのあるママからこんな質問がありました。
『料理が苦手という人がいるけれど、本やレシピ通りに作れば美味しくならない? なんで苦手なの? レシピ通りに作ることも難しいの?』
レシピ通りに材料を揃えて調理をしていけば、ほとんどの場合は美味しく仕上がるのでは? むしろ、失敗しないためにレシピがあると言ってもよいのかもしれません。しかし、レシピを参考にしながら作っても、美味しいとは言えない料理になってしまう場合もありますよね。その原因を他のママたちはどう考えるのでしょう。
レシピを見ても美味しく作れない理由
勝手にアレンジをしてしまう
『レシピの材料がなくて代用するとか、その食材を抜きにして作るんじゃない?』
『姉がそうなんだけれど、レシピを勝手にアレンジするのよ。料理下手な人はレシピ通りに作れないの。よかれと思って変なアレンジをしてくる。本当にビックリするアレンジよ』
『うちの義母はレシピ通りに作る気がゼロだな。しかも自分なりに変換しちゃう。例えば料理番組で豚肉のビール煮の作り方をチラ見する。ビールでOKなら焼酎でもいけるでしょとなる。野菜が余っているから、これも入れればよいと思って、きゅうりを入れる。そんなわけで、豚肉の焼酎煮きゅうり入りみたいな謎料理を普通に出してくる』
レシピがあったとしても、自分なりに解釈をしてアレンジを加えるママもいるようです。似たような味や食感の食材なら影響は少ないかもしれませんが、味付けのベースになる重要な調味料を変更したり、新たに加えたりしてしまうようですね。そうするとレシピとは全く違う料理になってしまい、美味しいとは言い難くなってしまうのでしょう。
レシピの「適量」「少々」の感覚がつかみにくい
『レシピも曖昧じゃない? 「少量」とか「ひとつまみ」は人によって違うし。小さじ1杯も表面張力は適用されるのかされないのか』
『曖昧な部分が苦手な人は、本やレシピの通りに調理ができなかったりするよ。「少々」「お好みで」「適量」がどのくらい入れたらよいのかわからない、強火弱火の火加減が理解できていない、きつね色がどのくらいかわからない、みたいな』
『本通り作ればそれなりにできるけれど、料理はちょっとしたコツが美味しさを左右する。でもレシピ本はそこが抜けているよね。「フライパンで焼く」だけでは美味しくならない。「フライパンに肉を乗せたら3分は動かさない」みたいな部分が大事』
見ているレシピ本やサイトによっては、材料の分量が曖昧に表現されていることもあります。例えば、「ひとつまみ」「適量」の場合、その量は人によって異なるでしょう。これは火加減や焼き加減に関しても同じですね。調理における味付けや火加減がレシピとは少しずつ違ってしまい、結果的に大きな違いを生んでしまうのかもしれません。
料理が苦手なのではなく、面倒くさい
『料理をするのは好きだけれど、たまに面倒くさくなるよ。メニューを考えて工程をこなして片付けてを毎日繰り返すとね。苦手な人は美味しく作れないのではなく、美味しく作れたとしても途中の過程が苦手だったり、面倒くさくなったりしてしまうのも理由にありそう』
『苦手というか、面倒くさい。だから本当に手抜き料理ばっかりだわ』
料理をするとなったら、メニューを考えるところから始まり、実際の調理、そして片づけがあります。その一連の作業が面倒に感じてしまうと、ところどころで手抜きをしてしまう場合もあるようです。こうしたちょっとした手抜きが積み重なり、料理の出来にも影響するのかもしれませんね。
得意不得意があるのは当然。それを認めた方が気持ちが楽になるかも
『誰にだって向き不向きがある』
『私も料理が苦手だけれど、掃除が得意。すぐ食器は洗う。整理整頓ができない、溜め込むと聞くと、何でできないの? と思う。それと同じでは? 得意不得意があるように、人それぞれだね』
レシピを見ながら料理をしても美味しいとは言えない料理になってしまうのは、アレンジを加えたり、手抜きをしてしまったりすることが原因の1つのようです。でも、人それぞれ得意分野と苦手分野はあるものです。レシピと同じように料理が作れないのは、「苦手だな」というマイナスイメージが影響しているのかもしれませんね。
苦手を克服する考え方もありますが、一方で苦手なことを自覚し受け入れてしまった方が楽ともいえます。実はまさに筆者がこのタイプで、料理が苦手で嫌だなと思っていました。苦手意識をなくそうと努力もしたのですが、苦痛に感じてしまい……。その後、料理が苦手でも仕方ないと開き直ってからは気持ちが楽になって、便利な食材を取り入れながらやっています。料理は日々のことなので、苦手だな、嫌だなと思うよりも、苦手さをカバーできるものを見つける楽しさに考えをシフトさせるのもよいかもしれませんよ。
【つぎ】の記事:<「2人目ほしい夫」と攻防戦>今あるシアワセを大切にしたい!「ひとりっ子でいい」【第1話まんが】
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