<パパ涙目>【後編】「お母さんにお世話になったからバージンロードを歩きたい」。親子で納得の結論は
前回からの続き。投稿者さんの娘さんは、来年に結婚式を挙げる予定です。結婚式の内容について計画を立てている娘さんですが、「バージンロードはお母さんと歩きたい」と打診されたのだそう。投稿者さんはこの申し出に大喜び。報われた気持ちにまでなったようです。しかしこれに「待った」をかけたのは旦那さん。一般的にバージンロードは花嫁とその父親が歩くものというイメージがあるため、「なんでお父さんじゃダメなの?」と異議を唱えたようです。そこで娘さんは「じゃあ3人で歩こう」と提案。しかし3人の心の中に生まれてしまったモヤモヤはなかなか消えず、この話はひとまず保留になりました。
ママたちからは「娘さんの気持ちを尊重するべき」と、娘さんの気持ちに寄り添う声が挙がりました。結婚式の主役は花嫁である娘さんだからこそ、「大切な日くらいは思い通りにしてあげたらいい」と考えられたのでしょう。
旦那さんはきっと寂しかっただろうね
さて娘さんの希望を大切にするコメントが寄せられた一方で、旦那さんの気持ちを思いやるような意見も挙がりました。
『「お父さんじゃなくお母さんと歩きたい」と言われたことで傷ついたんじゃないかな。お父さんは経済面という見えない部分で娘さんの成長を支えてきたつもりだったのに、そこを蔑ろにされたようで寂しい気持ちになったんじゃないかな』
『旦那さんは絶対寂しいよね。「育ててくれたお父さんに感謝を込めて一緒に歩く」っていう気持ちがあっていいと思うけどな』
旦那さんが難色を示したのは、父親としての自分の存在をないがしろにされた気分になったからではないでしょうか。もし娘さんが最初から「お父さんにもお母さんにもお世話になったから、バージンロードは3人で歩きたい」と言っていたら……ひょっとしたら旦那さんも快諾した可能性もありますね。
『投稿者さんも娘さんも、旦那さんが”父親として娘への最後の役目”を奪われたような気持ちになるとは考えなかったのかな。ここは投稿者さんも、旦那さんに花を持たせてあげる気遣いをしてあげてよ』
結婚式にバージンロードを歩くのは、「父親としての最後の役目を果たす」というイメージが強いかもしれません。それに自分は指名されない……というのは、旦那さんにとっては大役を奪われたかのような気持ちになってしまったのではないでしょうか。
「お母さんにお世話になったから」という理由は無神経かも?
『「お母さんにはたくさんお世話になったから」って、娘さんは父親の世話にはなってないつもりなんだろうか。そしてそれを堂々と主張して、父親がどんな気持ちになるかも想像できないんだろうか』
『目の前でわかりやすく身近に世話をしてきたのは母親だけど、外で一生懸命働いてお金を稼いできたのは父親だよね。娘さんも子どもじゃないんだから、父親への感謝や思いやりがないなと思うよ』
「お母さんにはたくさんお世話になったから、バージンロードを一緒に歩きたい」と提案した娘さん。しかしこの意見に対しては「お父さんにはお世話になってないつもりなの?」と反論が挙がりました。お父さんとお母さん、2人が協力して育ててくれたからこそ健やかに育つことができたのでは……と考えられたのでしょうね。「お母さんにお世話になったから」という理由でお母さんを指名するのは、お父さんに対して思いやりが足りないと指摘されてしまいました。
夢のバージンロード。3人が出した答えとは?
3人の思いが交錯する中、投稿者さんたちは再度話し合いを行いました。さてその結論とは……?
『結局、両親揃ってのバージンロードということになりました。「私を育ててくれたのは両親だから」という旨を伝えると、旦那も納得しました』
バージンロードは3人で歩くことにしたようです。「両親に大切に育ててもらった」という意味も込めての決断だったのですね。この結論に旦那さんも納得してくれた様子です。
『後になって娘は「いちばん身近に接してたのがお母さんだったからで思わず言ってしまった。でもお父さんの気持ちを考えると無神経だった。ごめんなさい」と反省してました』
娘さんからは謝罪の言葉もあったようですね。娘さんとしては「お母さんにお世話をしてもらった」というイメージが強かったのでしょう。逆に言えば、それだけ投稿者さんが育児に奮闘してきたという証拠でもあるはずです。この結末に祝福のコメントも寄せられました。
『話がまとまったんだね。みなさんで心晴れやかに素敵な式ができるといいですね』
一時はモヤモヤがうまれてしまったものの、3人ともが納得できる結果になったようです。当日も晴れやかな気持ちで、投稿者さん家族にとって最高の1日になるのではないでしょうか。
バージンロードを誰と歩くか……という問題でぎくしゃくしてしまった投稿者さん親子。娘さんの投稿者さんに対する感謝の気持ち、投稿者さんが娘さんを優先したい気持ち、そして旦那さんが娘さんを大切に想う気持ち……それぞれの気持ちがぶつかってしまったからこそ、トラブルになりかけたのかもしれません。しかしその気持ちがあったからこそ、最後にはいい結末を迎えられたのでしょう。娘さんの結婚式が思い出に残るものになるといいですね。
文・motte 編集・みやび イラスト・Ponko
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