「姪の学費を貸して」と義姉に頼まれた。返済するか曖昧なうえに「退学になったらお前のせい」と……
大学に進学をすると、学費の金額も大きくなってきます。また家を出て一人暮らしをするなら、さらにお金が必要になりますね。それを見越して学費を用意している場合もある一方で、準備ができずにいる親御さんもいるようです。ママスタコミュニティのあるママから、こんな相談がありました。
『義姉はシングルマザーです。大学に通う姪の学費納入が迫っているようですが、義姉の元旦那から学費が振り込まれないそうです。私の独身時代の貯金を貸して欲しいと旦那からお願いをされ、その後義母と義姉からもお願いされました。返済計画は? と聞いてもはぐらかされます。旦那から再度お願いをされ、「このまま未納だと退学になってしまう、そうなったらおまえのせいだ」と責任転嫁してきたので、「退学になってしまったら、それは私のせいではなくて義姉のせいだよね?」と言い返しています。私の通帳を触ったような形跡もあったので、残高確認をして今は通帳を実家に避難させました。私の貯金は使われたくないのですが、退学になってしまう姪も不憫です。何か私にできることはありますか?』
姪の学費を貸して欲しいと旦那さんからお願いされた投稿者さん。また義姉や義母からもお願いされているものの、返済に不安が残るためお金を貸すのは躊躇してしまいますね。でもお金がないと姪が退学になる可能性もあるようで、そうなったらお金を貸さない投稿者さんの責任と旦那さんから言われてしまいました。その言葉には、他のママたちも納得できない様子です。
責任はお金を振り込まない元旦那さんにある
『1番の責任は義姉の元旦那でしょう。学費を振り込まないんだから。投稿者さんが貸す必要はないと思います』
『そもそも学費を振り込まない姉の元旦那が悪いのに、なんで投稿者さんが悪いのか分からないね。それを言うなら、お金を貸せない義親も悪いし、独身時代の貯金もない旦那も悪い』
義姉が離婚をしたときに、元旦那さんとは子どもの学費について取り決めがあったのでしょう。でも支払いがされていないということは、元旦那さんが約束を破ったことになります。仮に姪が退学になったとしても、1番の原因は元旦那さんにありますよね。また元旦那さんからの支払いをあてにして学費を用意していない義姉、そしてお金が出せない義両親や独身時代の貯金がない旦那さんを疑問視するコメントもありました。
返済計画がきちんとしていれば、貸してもよいかもしれないけれど
『自分たちでできることをし尽くして、それでも足りなくて……なら考えないこともないけれどね。その雰囲気がないから嫌だよね。返済計画を聞かれてはぐらかすということは、そのまま踏み倒す気満々ですよ。こういう人に絶対貸してはいけません』
投稿者さんが返済計画について確認したとき、旦那さんや義姉からはきちんとした返事がありませんでした。とりあえず借りられればよいという発想なのかもしれませんが、これでは返済が滞ってしまうのではないかと不安になりますよね。きちんとした返済計画があればお金を貸せたのでしょうけれど、曖昧にしてしまったことが投稿者さんの「貸したくない」という気持ちを強くしてしまったのではないでしょうか。
学費を支払えない義姉。何か対策はある?
自分の両親に頼る
『義母が出せばよいのにね』
義姉に学費の支払いが難しいならば、義両親にお願いするのも方法の1つでしょう。義両親からすれば姪は孫になりますから、援助してくれるかもしれませんね。
学費は分納できるのでは?
『私が行っていた大学では、前期と後期で分納できたよ』
大学によって異なるものの、学費を前期と後期に分けて支払うことができますね。筆者の子どもたちの大学でも、春(4月)に前期分、秋(10月)に後期分と2回に分けて支払うことになっています。1回に支払うのが年間の学費ではないので、義姉の負担も減るのではないでしょうか。まずは前期分を支払い、後期分支払いの期限までにお金を貯めることもできそうです。
学費支援の制度を活用する
『奨学金制度や、非課税世帯なら給付金などがあるから調べたら? 何使うにしてもすぐは決済がおりないから待ってもらうように大学に頼めばよい。もちろん義姉がね』
たとえば奨学金は、返済が不要な給付型奨学金と返済が必要な貸与奨学金があり、審査を通過すれば支援を受けることが可能になります。
また文部科学省では、高等教育の修学支援制度があります。住民税非課税世帯など世帯収入に応じた3段階の基準があり、例えば年収が270万円以下の住民税非課税世帯であれば、給付型奨学金が最大約91万円、授業料減免が約70万円の支援があります。(年収は目安です)
義姉や旦那さんは、このような支援制度をしっかりと調べていないのかもしれません。まずは公的な支援を受けられるかどうかを確認してもらうところから始めるのもよさそうです。
義姉が子どものためにできることをしてから。その後でもう一度考えてみては?
学費の支払いができずに姪が大学を退学になるのは、投稿者さんとしても避けたい気持ちはありますね。でも、お金を貸せるかというと、それは簡単なことではないでしょう。義姉が公的な支援制度を調べて申し込んだけれど受けられなかったなどの、努力をした痕跡があれば投稿者さんの気持ちは違ったのかもしれません。またお金を借りるにしても、きちんとした返済計画が提示されれば、不安も軽減されたのでしょう。努力をしないで簡単にお金を借りようとすることが、投稿者さんに不信感を与えているのかもしれません。
子どもの学費が必要ならば、奨学金など公的な支援があることを伝えてみてはいかがでしょう。それでも難しいならば返済計画を作ってもらった上で、お金を貸すことを検討するのもよいかもしれませんね。
【つぎ】の記事:<シオ対応な義姉!>対応の差で「嫌われている」実感!義実家に行くたび、居心地ワルッ【前編まんが】
関連記事
※【義母の圧がスゴいんデス!園選び編】夫も驚愕!義母の本性<第22話> #4コマ母道場- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 旦那から姪の学費を貸して欲しいとお願いされた