<略奪婚!ナレノハテ>「過去をやり直したい」身勝手な彼への愛情は冷め、別れたい!【第4話まんが】
前回からの続き。私(リカ)は夫(サク)と生後4か月の息子(ケイト)と3人で暮らしています。夫のサクとは地元のサーフィン仲間。当時サクは私の友人(マナミ)と付き合っていたのですが、それぞれから「うまくいっていない」と相談されていました。その後「マナミと別れたから付き合ってほしい」と言われ、私とサクは付き合うことに。しかし友人たちの間では、私がマナミからサクを奪ったとウワサになってしまったのです。しばらくして私の妊娠がわかり、サクと結婚。自分勝手なところがあるサクですが(結婚して子どもができたら家庭を大切にしてくれるかも)と期待していました。しかし……。
結婚して子どもができても、サクの生活は独身時代と変わりません。自分の好きなときに好きなことをするだけの生活です。出産した日もサクは友人宅に飲みに行っていて、そのまま寝てしまったそうです。この日の出来事は一生忘れないでしょう。
たまに「よし! 今日は出かけるか!」と言って連れていかれるのは義実家です。サクはずっとソファで寝そべってスマホをいじっているだけです。そんな姿に愛情なんてとっくに失っていました。
(もう離婚したほうがいいんじゃないか……)最近はたびたびそう思うようになりました。息子のケイトは幼い。別れるなら早い方がいいかもしれないし、別れるには早すぎるとも言えます。
それに離婚しても実家がない私は帰る場所もないし、今は仕事もありません。
昔、サクの元彼女のマナミが「サクは自分本位」「私は大事にされていない」と話していたことを思い出し、私もまったく同じことを思っていることに気づきました。(今ならマナミの言っていた話がよくわかるなぁ)なんて思う日々。マナミのことを思い出した私は、ふとマナミのSNSを覗いてしまいます。
すると「もうすぐ!」という投稿文とともに、婚約指輪の写真やドレス選びの写真が。
マナミは今とても幸せそうでした。投稿を過去にさかのぼると、彼氏と行った旅行先などもたくさん載っています。その様子に、(マナミは幸せそうでよかった)と素直に思いました。
私はサクとの交際が始まってから、地元の友だちやサーフィン仲間との付き合いが減っていました。「略奪した」というウワサが気になって会いづらくなってしまったのです。友だちとまた遊びたい……そんなふうに思ったけれど、私から連絡なんてできません。「あの頃に戻ってすべてをやり直したい」……そう思ってしまいました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・Ponko 編集・横内みか