＜モラハラ？＞旦那の希望で専業主婦になったのに。たまの美容院やプチプラコスメ購入に文句を言われる
専業主婦で家事育児に専念するか、正社員でバリバリと働くか、扶養内のパートやアルバイトといった雇用形態で働くか。ママのライフスタイルはさまざまですよね。なかには旦那さんから「働いてほしい」、「専業主婦になってほしい」と希望を持たれるケースもあるようです。先日ママスタコミュニティに寄せられたのは「子どもが産まれたら専業主婦になってほしい、と結婚する際に旦那に言われてそのとおりにしたけど」という内容の投稿です。
『「子どもが産まれて手がかからなくなるまでは家にいてほしい。もちろんその間の生活費や子どもにかかるお金は旦那が負担するし、お金の管理は私に任せる」っていう旦那側の条件でOKして、約束通り出産と同時に専業主婦になった。だけど私が美容院へ行ったりメイク用品を買ったりするとグチグチ言ってくる。美容院なんか半年に1回くらいしか行かないし、メイク用品だって高いやつではなく薬局で売ってるようなやつをたまに買うくらい。それなのに「俺が稼いできた金で……」とか言われる。だから「じゃあ私も働くよ！」って言うと「子どものことを考えろ」と言われる』
投稿者さんは「別に好きで専業主婦になった訳じゃないのにさ」と不満を漏らしていました。この投稿に対してママたちからはどのようなコメントが寄せられたのでしょうか。
専業主婦にとって美容院やプチプラコスメは贅沢か否か？
ママたちは「半年に1回の美容院や薬局で売っているメイク用品は専業主婦にとって贅沢なものなのか」という話題で議論を交わしていました。
『専業主婦で美容院もメイクもいらないから何とも言えない。旦那が専業主夫で日サロとか行かれたら嫌だしな。「美容院じゃなくて千円カットでいいだろ」って思うし』
このママは自分自身が美容院やメイク用品を必要としていないために投稿者さんの気持ちに共感できないと綴っていました。投稿者さんは自ら専業主婦を希望したわけではないと、現状に不満を抱いています。しかし「旦那の願いを承諾して受け入れたのであれば、自分が専業主婦を選択したのと同じ」というシビアなコメントもありました。一方で投稿者さんに同情する声もあります。
『「専業主婦として子どもを見てと言うのに、俺が稼いだ金を使うなって言うならもっと稼いでこいよ」って私なら言っちゃう。旦那が情けなさすぎるし大っ嫌いになる』
投稿者さんの旦那さんは、投稿者さんに家庭を守ってほしくて専業主婦になってもらったのではないかと見受けられますよね。自分は仕事に集中して家事育児を妻に背負わせているのに、たまの美容院代やプチプラコスメ代さえも出し渋るなんてありえない！ と投稿者さんに共感するママたちの声は目立っていました。
「子どもに手がかからなくなるまで」の期間をはっきりさせて働きに出たら？
投稿者さんに仕事をすることを勧めるママたちもいました。
『うちの旦那も結婚前から私が専業になるのを希望してた。子どもが生まれてからずっと専業だけど、私のほしいものは買ってくれるし美容院もメイク用品も自由にさせてくれるよ。子どもが幼稚園に入ったらその時間だけパートで働いては？ お小遣い稼ぎにはなると思うし』
『「手がかからなくなるまで」がいつまでなのかはっきりさせないと、永遠にカゴの鳥状態が続きそう』
投稿者さんの旦那さんが結婚する際に出した条件は「子どもの手がかからなくなるまでは専業主婦でいてほしい」というもの。現在投稿者さんのお子さんがいくつなのか定かではありませんが、この「手がかからなくなるまで」という抽象的な期間を具体的にしておく必要があるかもしれません。幼稚園入園までなのか小学校入学までなのか。子どもに手がかからなくなれば投稿者さんは働いてもいいはずですよね。投稿者さんが働いたお金で美容院代やコスメ代を出すのであれば、旦那さんも文句は言えなそう。「手がかからなくなるまで」の期間をはっきりさせる、投稿者さんも働いて自由にお金を使えるようにする、といったアドバイスを寄せていたママたちがいました。
モラハラ気質の旦那にはきっぱりと自分の考えを示そう
投稿者さんを応援するコメントは前出以外にもあります。
『私なら「私が働くから同じ条件で専業主夫になって」って旦那に言って、そのままハローワーク行ったり転職サイトに登録したりする。旦那、ただのモラハラじゃん』
『なんでモラハラ気質な人って子育ては母親がして当たり前な考えなんだろうね。手がかからなくなるまでは家にいてほしいなら「休日出勤、残業してでも養ってから言いな」と言いたいわ』
投稿者さんが働きたいと主張すると、旦那さんが「子どものことを考えろ」と言う点について理解できないとするママもいました。ママが働くことが子どものためにならないとでも言わんばかりの旦那さんの態度には、「妻だけが育児を担って当然」という考えも見え隠れしているようですよね。子どもは夫婦で育てるものなのですから、投稿者さんが働くなどして家にいる時間が減るのであれば、その分を旦那さんにも補ってもらいたいものです。
投稿者さんが働くことを許さないうえ、好きなことにお金を使うことにいい顔をしない旦那さん。「モラハラなのでは？」と心配しているママたちもいました。投稿者さんに家事育児に専念してほしいなら、旦那さんは投稿者さんの多少の希望を叶えなくては不平等ではないでしょうか。たまに美容院へ行くことやプチプラの化粧品の購入を認めないのはあり得ないと、投稿者さんは旦那さんに伝えてもよさそうです。そして「いつから働きたい」と旦那さんとその時期を話し合うのも大切そうです。自分の望みばかり主張してママの気持ちを考えないモラハラ気味の旦那には、ママはキッパリと意見や考えを伝え不満を解消してほしいですよね。
文・AKI 編集・ササミネ イラスト・ももいろななえ
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