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子育てで後悔しないために必要なこと。「子どもが小さいときにしておけばよかった」と思うことは何?

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子どもの成長と共に、習い事や部活などで子どもと過ごす時間も減ってしまうでしょう。子どもが大きくなってから、いろいろな後悔があるのかもしれませんね。ママスタコミュニティのあるママから、子育てについてこんな質問がありました。

『子どもが大きい方、「ああしたらよかった、こうすべきだった」と後悔したことを聞かせてほしい。逆に「こうしたのは正解だった」と思うことも教えて。子どもは中2と高学年で、これからお金がどんどんかかる時期なんだけれど、40歳の今、体が辛くて家や子どものことができていない。優先順位を決める時期を迎えている気がしていて、その判断のヒントにさせてもらいたくて。そういう観点(お金のこと、子どもの管理のこと)から意見をください』

投稿者さんには中学2年と小学校高学年の子どもがいますが、体力や体調の面でも、そろそろ子育ての優先順位を決めていきたいそうです。子どももある程度大きくなって、家族との時間が取れなくなったり親に反発したりするなど、これまでの関係性とは違ってくるのかもしれませんね。子どもが成長したときに後悔しないために、先輩ママたちが後悔していることを教えてほしいとのこと。他のママたちは、どんなことを悔やんでいるのでしょう。

ママたちが後悔していることは?

子どもにもっと経験させてあげればよかった

『子どものやりたいことを、もう少しいろいろとやらせてあげたらよかったかなと思う。習い事もそうだし、行きたい場所ややってみたいこととか。でもお金もかかるし、手間もかかるしで、結局それほど付き合ってあげられず、好奇心をあまり持たない子になったような。お金も大事だけれど、経験も大事かなと思う。今更だけれどね』

子どもが興味を持ったことでも、時間やお金のことを考えると、なかなかやらせてあげられない場合もあるでしょう。親としては家事や仕事など他にやることがあったり、家計のことを考えたりするのは仕方ないでしょうけれど、もっと子どもの興味を大切にしてあげればよかったと思うママもいますね。当時経験させていれば、今は自分から積極的に行動する子になったかもしれない。そう思うこともあるようです。

子どもとちゃんと向き合えばよかった

『子どもが話しかけてきたときには、手を止めて目を合わせてゆっくり聞いてあげたらよかった。家事などを優先して、ウンウンと聞いていてもほとんど聞き流しだった。ちゃんと向き合う時間を作ればよかった。そうすれば今の反抗期だって、こんなにもひどくなかったかもしれないし。親子の信頼関係がきちんと構築されていたら、何かがあっても上手く乗り越えていける気がする』

子どもが学校や友達のこと、悩みごとなどをママに話そうと思っても、ママは家事や仕事で手を止められないこともありますよね。そうすると、子どもの顔を見ることが少なくなり、子どもは話を聞いてもらえないと思ってしまうかもしれませんね。子どもとしっかりと向き合う時間はとても重要になってきそうです。

『うちも乳児で育休中です。家事をしているとついつい「ちょっと待ってー」ばかり言ってしまうけれど、冷静になれば家事なんてやっている場合じゃないはずなんだよね。貴重な時期に何やっているだろう。夫のご飯なんかどうでもよいのに……』

旦那さんのご飯の準備も必要ですが、子どもの目を見て、子どもの話をちゃんと聞いてあげることも、子育てにおいては大切なことですね。今乳児の育児をしているママも、子どもと向き合う時間の重要性を改めて感じたようです。

もっと子どもを信じてあげればよかった

『成人して夢がかなって大手で働く娘がいるけれど 後悔があるとしたら、もっと信じて見守るべきだった。女の子は友達とグループになるもので、休み時間も夏休みも放課後も友達と遊ぶのが子どもだと信じ込んでいた私。絵ばかり描いて、パソコンやゲームばかりしていて、いじめられているの? 友達いないの? としょっちゅう聞いていた。それでも大学まで自分を貫き通しプロになったよ。もっと自由にもっとのびのびさせてやればよかった』

『周りの目を気にしすぎて、トラブルの多い息子の味方に、あまりなってあげられなかったことを本当に後悔している。よくいるバカ親になればよかった。周りから噂されて、親があんなだから子も仕方ないよと言われても、わが子のことだけ考えてあげてればよかった。ずっと腰を低くして、謝っていたことを後悔しまくりだよ』

親は子どものことが心配だからこそ、口出しをしてしまうもの。でも、それは子どもを信じていないことになってしまうのかもしれませんね。子どもは子どもなりに、自分の意思で行動しているのですから、それを信じて応援することも親ができることだったのでしょう。また子どもがトラブルを起こしたときでも、まずは親が味方になってあげること。そうしないと、子どもをかばってくれる人がいなくなってしまうでしょう。「バカ親」は批判されることもありますが、子どもを信じて「バカ親」になることも必要かもしれません。

『社会人と大学生の娘がいます。よかったのは旦那がすごくボジティブな声かけをする人で、失敗しても言うことを聞かなくて大変なときも、常に前向きに明るく接していた。お陰で2人はメンタルが割と強い(切り替えが早い)。上は元々最強だけれど、比べて下は弱いかと思っていたら大学受験時にびっくりするくらいに強かった』

子どもを信じるという意味では、どんなときでもポジティブに考えて、前向きな言葉をかけていた家庭もあるようです。子どもは親に信用されていると思えますし、自信もつき、結果的に気持ちが強い子になったそうです。目の前に壁ができたとしても、くじけることなくプラス思考で乗り越えられるのでしょう。

お金のことをしっかり考えておくべきだった

『貯金。大きくなる程お金がかかる』

『習い事やレジャーは程々にして、貯金した方がよい』

子どもが成長するとともに、使うお金の金額は増える傾向にあるようです。学費や習い事のお金、そして食費も増えていくことでしょう。例えば大学に進学するタイミングでも大きな金額が必要になりますから、コツコツと貯めていきたいですね。幸い、子どもが小さければお金を使うタイミングまで時間があります。その時間を上手に使っていきましょう。

ママ自身が自分を大切にすることが、子どもだけではなく家族の幸せにつながる

『もっと自分の体を大切にしておけばよかった。産後無理をしたから、体が弱いお母さんになっちゃった。強いお母さんだったら、もっといろいろなことをやってあげられたのになと後悔。こんなに体を壊すなら、義実家と同居もすぐやめておけばよかった』

『自分のことは常に後回しで、子どもと旦那のためだけに生きてしまった。息抜きの仕方も遊び方も忘れてしまって、ストレスがたまり、家族にやつあたりばかり。最終的には大病を患ってしまった。程よく自分を甘やかしながら生きたら、家族に迷惑かけずにすんだなぁと思う』

ママが出産した後も家事や育児に追われてしまい、体調を崩してしまうこともありますね。当時は無理をしてでもやらなければ! と思っていたのでしょうけれど、時間が経ってから大きな後悔に変わってしまうこともあるようです。今思えば、ストレスをため込みすぎていたとの声もありますね。

『自分自身が幸せなら、最終的に家族も幸せになれるのかもしれないね』

子どもにとって、ママはかけがえのない大切な人です。そのママが病気になったり、ストレスでイライラしたりしていたら、家族の幸せは遠のいてしまうでしょう。頑張らないといけないという強い気持ちはわかりますが、長い目で見ればリラックスしたり、好きなことをしたりする時間を作ることが、大きな後悔を作らないためには大切になってきそうですね。

文・こもも 編集・Eimy イラスト・Ponko

【つぎ】の記事:<愚鈍なムスメ!毒親へ宣言>ムコ養子がゼッタイ条件!?イヤな予感がする義兄の結婚【第1話まんが】

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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