<老人メニューかよ!?>栄養バランスの良い食事に家族からクレーム!食の好みは誰に合わせる?
家族の好みや栄養バランスを考え、献立を決めて作る毎日の食事。工夫して時短できるとはいっても、やはり料理を作るにはそれ相応の労力や時間が必要ですよね。それでも自分の役割、家族のためとママたちは毎日頑張っているのです。しかしママの心知らず、出された食事に家族からブーイングが起こってしまったご家庭が……。
『昨日焼肉をたくさん食べたから、今日は胃に優しい感じにしたほうがいいかなと配慮したら、家族からブーイングがきた。献立は、アジの開きになめこ豆腐味噌汁、雪菜のおひたしにもやしと人参と小松菜のナムル。あとはラディッシュとツナの和えもの、鶏肉と平茸のガーリック炒めを作った。息子たちには物足りないかなとガーリック炒めも作ったのに「老人メニューかよ」だって……』
前日の食事内容を配慮し、家族のために考えられた献立。しかし家族からは不満の声が上がってしまったのだそう。これほどまでに栄養バランスを考え、手をかけ、何品も食卓に並ぶことに、感謝することすらあれど文句が出ることに驚きが隠せないママも多いのではないでしょうか。
たまりかねてママスタコミュニティに愚痴ってしまう投稿者さんに、ママたちはどのような反応を見せるのでしょう。
これだけ作る投稿者さんはスゴい!
『そんなにも作るの? スゴいよ! こんなに作っても文句を言われるなんてツライ』
『バランスのとれた献立だよ。家族のことを考えて作ったのに、そんなこと言われたら傷つくよね』
ママたちからは、見事な献立ラインナップに感嘆の声やねぎらう声が続々と寄せられました。
息子さんたちからは「老人メニュー」と言われてしまった今回の献立。もしかしたらメインがアジの開きだったことや、和食中心メニューだったことでそのような発言に至ったのでしょうか。しかし投稿者さんは食べ盛りの息子さんたちのことを考え、パンチの効いたおかずも作っています。何が気に入らないのか、具体的に言ってもらわないと作る方も困りますよね。
ガッツリ系が食べたい人には物足りない?
『ガッツリ系のおかずが好きな人からしたら、投稿者さんが作った献立では物足りないんだろうね。いつもガッツリ系のおかずを出しておけばいいのでは?』
『テンションがあがらないおかずってことはわかる気がする。ガーリック炒め以外は旅館の朝ごはんみたい』
毎日の食事は、その日だけで考えるものでもないですよね。昨日は和食だったから今日は洋食にする、なんてこともそのひとつ。投稿者さんは、そのような日々の積み重ねとつながりを考慮した上で、家族の健康と食べやすさを考えた献立にしたわけです。しかし常にガッツリ食べたい系の家族にとっては、そのようなママの配慮も文句の対象になってしまうのかもしれません。家族を思うママの思いが報われないなんて……なんだか切ないですね。
頑張って作った献立にブーイング。どう対処する?
一生懸命頑張っても報われないママの思い。しかし食事作りはこれから先も続きます。家族からの献立に対するブーイング、どのように対処すればいいのでしょう。
若い男子はママほど胃はもたれないはず
『若い男子からすれば、焼肉を食べたからって翌日胃が疲れるとか、さっぱりしたものを食べるとか望んでいないんだと思う。いつも通りガッツリでいい。たまの焼肉は単にその日のご褒美なだけで、翌日にはもうリセットされているってこと』
投稿者さんとしては、家族のことを第一に考えているからこそ、あえて魚をメインにし、野菜の副菜たっぷりの献立にしたのでしょう。しかし、ガッツリ食べることがデフォルトの家族に対しては、過度な配慮はしなくてもいいのかもしれません。
栄養バランスを考えつつも、パンチの効いたメインおかずや副菜を優先し、箸休め程度に野菜中心の副菜を入れるなどすれば、家族からのブーイングを減らせるかもしれませんね。
食事に対するママと家族の方向性、どちらに合わせる?
『投稿者さんの献立は豪華だし手がかかっていてスゴいけど、家族が求めている方向性とは違うんだよ。品数は少なくてもいいから、揚げ物があるとウケがいいと思う』
献立を考えたり料理を作ったりする立場のママと、家族との献立に対する方向性には違いがある。その方向性の違いをどのようにしてママが受け入れるかを考えることも1つの対処策かもしれません。
何を言われても家族の健康第一で献立を決めるのか、ガッツリ食べる時期には食べごたえのあるものをメインにして副菜などで栄養バランスを整えるのか。ママ自身がどちらを選びたいかを決めてもいいのではないでしょうか。
親と子、同じ献立でなくてもいい?
『投稿者さんのヘルシーな献立、大人は嬉しいよね。でも食べ盛りの子は、もう一品、ガツンとしたおかずがほしいかも』
食べ盛りの子どもと、親世代が同じものを食べてどのように感じるのか。ここがポイントになりそうです。また、親と子で食べられる量も異なるケースもありますよね。そのような場合は、親と子ども、別の献立にしてしまう対処法はいかがでしょう。
家族の健康を考えた献立に、子どもにだけプラスアルファでガツンとしたおかずをプラスする。今回の「ガーリック炒め」がまさにその部分だったのでしょうけれど、もっと見た目からパンチのあるものがよかったのかもしれませんね。または、ガーリック炒めがメインだと感じるぐらいの量を作ってもよさそうです。
ブーイングに向き合うかスルーするか
ママの作る食事に毎回ブーイングがでるのであれば、「じゃあ自分で作れば?」なんて突き放してしまうこともたまにはいいかもしれません。「一生懸命作っているのに!」と泣きの訴えをしてもいいですね。しかし結局のところ、家族からブーイングが出ても子どもにご飯を食べさせないといけないわけです。であれば、ブーイングが出ないための工夫をするか、ブーイングが出ても気にせず献立を考えるかの2択になるのではないでしょうか。
もちろん、作ってもらっていることに感謝することや、文句をいうのではなく気に入らないのであればどのように改善してほしいかを伝える。このようなことをしっかりと教えておくことも必要ですよね。「感謝」がないのは、たとえ家族同士であってもまともに暮らしていくことは難しいもの。社会に出たときに必要となる感謝のマナーを教えつつ、献立についてママはどうしたいのかを考えてみてはいかがでしょう。
文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko
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