＜モラハラかまってちゃん夫＞ちゃんと言う！夫婦で向き合う#ダメパパ図鑑102人目【第4話まんが】

前回からの続き。

夫はどうやら、東京へ泊まりがけで行く際に「寂しい！　置いていかないで！　一緒に連れて行って！」と私やアヤナにすがり付いてほしかったようなのです。正直、驚きました。私が何年かけても変わらなかった夫の強硬な態度が、愛娘であるアヤナの言葉で一気に砕けたのです。この機会を逃すまい、と夫の思いをいろいろ探ってみることにしました。

夫は普段から「俺は大人の男だ」「強くて立派な男なんだ」「この家で一番偉いんだ」みたいな態度で、絶対私に弱みを見せませんでした。そんな夫の子どもっぽくて、寂しがり屋な言葉の数々……。ちょっと情けないと思いつつも、素直な夫に親近感を抱きます。これが本心なら、格好つけずにどんどん言ってほしいと思いました。思えば今まで夫も私も「相手はこう思っているだろう」「だったら自分はこう動くべきだ」と推測ばかりしていました。お互いあまり本音をさらけ出すことがなく、直球で気持ちを言い合ったことはなかった。それがすれ違いを生んでいたのです。

きちんと話し合っている私たちを見て、アヤナも納得したような視線を送ります。

こうして私たち一家の関係は、以前に比べて風通しがよくなりました。不格好でも、ぶつかり合っても、お互いの気持ちをすべて吐き出してみてよかったと思います。そして、そのきっかけをくれた勇気あるアヤナに心から感謝するのでした。

原案・ママスタコミュニティ　脚本・大島さくら　作画・チル　編集・横内みか
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