<お礼は重い?>中学生の子どもが遊びに行くと相手のママが車を出してくれる。お礼の品は必要?
子どもが中高生にもなってくると、子ども同士は仲がよくても親同士の面識はまったくないなんてことも珍しくなくなってきますよね。しかし面識がないとは言え、相手のママがわが子のためになにかしてくれたとなれば、きちんとお礼をしたいと考えることも当然なことかもしれません。
今回ママスタコミュニティに寄せられたのは、子ども同士の外出時に、相手のママが車を出してくれていることへのお礼についてでした。
『中学生になるうちの子が友だちと出かけるとき、友だちのお母さんが車を出してくれることがあるらしいのです。お礼をしたいのだけど、相手のママとはまったく面識がなく、中学生にもなってわざわざ親が出ていくことも大げさかなと思い、娘に託そうと考えています。ちょっとしたお菓子とかを持たせて「母から、よろしくお願いしますとのことです」と渡してもらおうかと思うのですが、どう思いますか?』
お礼をするときは、相手の顔を見て感謝の気持ちを言葉や態度で示すことが大切ですよね。しかし大げさにしすぎてしまうと、ときに相手に気を使わせてしまうケースもあるかもしれません。投稿者さんは、自分にとっても相手のママにとっても「丁度いい」お礼について考えているようです。
お礼を子どもに託すに賛成!でも……
『あまり大袈裟なお礼をされてしまうと気がひけるだろうし、ちょっとしたお菓子やジュースが丁度いいよね』
『一番大事なのは、子どもがその場できちんと挨拶することと、言葉でのお礼じゃないかな。だから大丈夫だよ』
投稿者さんが考えているように、「お礼はしたいけれどやりすぎは相手に負担がかかる」という点に共感するママの声が目立ちました。さらには、ちょっとしたお菓子などを手土産にし、お礼の言葉と一緒にわが子に託すことにも賛成する声がいくつも寄せられていたのです。
『投稿者さんのように、何かお礼しようと考えられる常識のあるお母さんなら、今後もお付き合いしたいと思いますよ。やってもらって当たり前、乗せてもらって当たり前と考えている人もいますし』
ちょっとしたことに対してもきちんとお礼ができる。どうすれば相手の負担にならないか考えられる。そのような考えの投稿者さんに対し、ママたちは好印象をもっているようですね。どのような些細なことでも、やってもらって当たり前にならないようにしていきたいものです。
お礼の品が負担になることも?
『自分の子どもを乗せていくついでに乗せるのに、わざわざお菓子とかのお礼の品はいらない。逆に同じ状況になったとき、子どもにお礼の品を持たせないといけないと考えると負担になる。中学生ならしっかり挨拶とお礼が言えればそれでいいと思うよ。可能なら、次は投稿者さんが相手のお子さんに何かしてあげればいいのかもね』
相手のママの厚意に対し、お礼の品を用意することは必須ではないという声も寄せられていました。相手に気を使わせず、かつ自分が納得でき、両者に負担が少ない品物を選ぶことは、結構大変ですよね。そこにセンスやら金額やら量やらの問題が加わったらさらに困惑してしまいそうです。
それならば、お礼の品物を用意する前に、まずはわが子にきちんとお礼と感謝の言葉を伝えられるように教えてあげることが最優先かもしれません。最初のうちは「母から言われました」という伝聞形式でもよいでしょう。それから徐々に「こんな風に言ってみたら?」と教えてみるのはいかがでしょうか。相手への感謝を伝えためにはどんな言葉を使えばいいのか、これを機に親子で話し合えるといいですね。
受け取る側の立場からの声
『私は乗せてあげるほうの立場なんだけど、別にこちらが好きで乗せていくだけだから何もなくても気にしないよ。でも子ども同士で食べる用にと「母が持たせてくれました」ってこちらにも伝えてくれる子は、やっぱり気分はいいかな。仰々しく菓子折りとか高そうなお菓子渡されると次から乗せにくくなるからやめてほしい』
お礼を受け取る立場のママからの声。寄せられた声の大半が、投稿者さんの考えで問題ないこと、大げさなお礼は逆に気を使うというものばかりでした。やりすぎない程度を見極めることも大切なようです。
乗車を親が知っているかの確認になる
『子ども同士で約束してきた外出に、うちの車を出すことがある。何かあったら困るので、子どもには「親に許可を貰った子じゃないと乗せないよ」と言ってある。でも子ども同士でそこまで話はしていないと思うんだよね。そういうとき、親からのお礼を伝えてくれると助かる。物がほしいわけではなく、よその家の車に乗ることを親に伝えてあるのかと不安になるんだよね』
乗せている方としては厚意でやっていることだけれど、万が一何かあったときの責任問題がついて回ります。不測の事態が起こったときに、相手の親御さんが自分の運転する車にわが子が乗っていることを知っているかいないかは、重要な要素になりそうです。そういった意味では、形でなくてもかまわないので、親からのお礼の言葉などがあると、不安材料が1つなくなるのかもしれません。
両者に負担のない関係性を目指そう
お友だちのママから受けたわが子への厚意。お礼をしたほうがいいという声もあれば、わざわざお礼の品を用意するほどでもないという声など、ママたちからはさまざまな声が届きました。1つの問題に対し、さまざまな考え方があることが見えてきたことで、正解は1つではないこともわかります。
お礼のやり方についていいか悪いかを判断するよりも、自分ならどうしたい・どうされたいかを想像してみてはいかがでしょう。そこに自分だけの答えがあるのかもしれません。今後も繰り返しご厚意に触れる機会がありそうであれば、毎回お礼の品を用意する・受け取るというやり方も負担が発生しそうですよね。その当りも考慮しながら、どうすれば両者に負担が発生しない関係性を作れるか、ぜひ考えてみてくださいね。
文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko
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