【コラム:佐々木健介 いつだって家族がいちばん!】第8回 夫婦が仲良くしてる姿を子どもに見せるのは良いことですよ
ー健介さんは、とても積極的に育児に参加されていますが、世の中にはパパが育児に参加してくれないと悩んでいるママさんが多くいます。そんなパパさんを育児に向かわせる方法ってありますか?
んーそれこそ、ハグじゃないかな?
例えば、オムツを替えてとかご飯を食べさせてという前に、子どもとのスキンシップやハグをパパにさせてみたら良いと思います。
そうして、パパが子どもを抱きしめることによって、子どもの気持ちが伝わってくるようになるじゃないですか?
そうしたら、子どもともっとたくさんの時間を過ごそうと自然に思えてくると思うんです。
ーハグすることで、パパが育児に積極的になるということですか?
ハグは、自分の喜び、愛情の全てを伝えられるんじゃないかなと思うから、育児にいきなり参加させるよりは、ハグをすることから始めることで何かを感じるパパはいると思います!
ー奥さまともハグはするんですか?
もちろんしますよ! 当然でしょ! (笑)。
1回ね、チャコと2人で子どもたちにいたずらをしたことがあるんですよ。
子どもたちが階段を降りてくる音がしたから、それに合わせて台所でチューをしたら、降りてきた子どもたちが2人してドリフみたいにずっこけたの(笑)。
でもね、そうやって夫婦が仲良くしてる姿を子どもに見せるのは良いことですよ。
ー両親のチューを見て、笑ってずっこけられる息子さんたちは、すごく愛情深く育てられたんだなぁって感じますね。お2人の息子さんたちには、どんな風に育ってほしいなとお考えですか?
今のまま育ってくれたら良いなと思います。
純粋な気持ちのまま。それが1番ですね。
これからの人生、いろいろなことを経験して育っていくわけだから、今の純粋さを忘れずに育って欲しい。
人間、純粋さがあればどんなことも乗り越えられると思うんです。
<お2人のお子さんは、お話を聞いていても純粋に育っていることが伝わってきます。男の子を育てるママさんから、質問が届いているのでご紹介しますね。>
ー心がたくましい男の子を育てるには、どうしたらよいのでしょうか?
心がたくましい男の子かぁ。それはやっぱり、優しく育ててあげることじゃないかな。
優しさはたくましさだから。
優しく、心の豊かな子に育ててあげてこそ、たくましさというのは育つと思うんですよ。
うちの息子たちには、「遊ぶときは遊んで良い。でも、やるべきときはとことんやりなさい」と教えているんです。
本当に苦しいこと辛いことって、自分が経験してきたからわかるじゃないですか。
そういう経験をしないと本当の優しさって生まれないんじゃないかと思う。
優しい心はすごく大切で、それが分かっていれば全てにおいて素直になれると思うんです。
優しく育つと、親が期待をしたことも素直に受け止めて、普段の力以上のものを出してくれるんじゃないかと思うんですよね。
逆に、なんでも厳しく育てちゃうと、心も体もついていかずたくましさのない子になってしまう気がします。
<では、続いての質問をご紹介します。>
ーずばり! 亭主関白に憧れたことはありますか?
最初はありましたね! (笑)。努力したんですけどね……かなり。
博多生まれの九州男子だから「負けてなるものか!」と思ってたんだけど、かなわなかった(笑)。
結婚後1年くらい努力して、「もう無理だ!」と思ったんですよ(笑)。
勝てないと思ったときや、夫婦喧嘩でボロボロになったときに1度でも「離婚」という言葉が浮かんだことはありますか?
離婚しようと思ったことは1度もないです! 浮かんだこともないなぁ。
もし、チャコにそんなこと言われたら泣いちゃうなぁ。
俺、生きていけないですよ……。
最後に、奥さまに一言お願いします!
「生まれ変わっても一緒になろう」と言ったときは、こんなに怖い人だとは知らなかったんだけど、知った後でもその気持ちは変わらないよ!
一生一緒にいようね!
ありがとうございました。
ステキな旦那さん! 愛妻家の健介さんに感動しっぱなしのインタビューでした。
「うちの旦那も、健介さんのように、妻にも優しいイクメンになってほしい!」と思っているママさんも多いのではないでしょうか?
こんなに素敵な旦那さんを持つ北斗晶さんにも、ぜひお話を伺いたいですね!
いつか実現しますように!
取材、文・上原かほり 撮影・chiai