<中学受験が理由>小3の子どもがいる兄夫婦が実家に帰省しなくてイライラ。塾は休みだよね?
年末年始で実家や義実家に帰省をしたママもたくさんいるでしょうけれど、一方でわだかまりを残してしまったケースもあるようです。ママスタコミュニティに、こんな投稿がありました。
『兄の子は小3です。今年は帰省しませんでした。中学受験を考えているらしくて、塾の体験や短期講習に行ったみたいです。それ以外に年末は習い事が29日まで、年始は4日から普通に習い事とのことでした。けれど30日から3日までは空いていますよね? 受験生でもないのに年末年始まで塾はないですよね? 親も仕事は休みのはずだし。ただでさえ年に1回か2回、それも毎回2泊しかしないのに。兄の家とは車で5時間くらいの距離です。兄の子は初孫だから、うちの親もゆっくり会いたがっているし、うちの子たちも従兄弟と遊びたがっていたので残念でした』
兄家族が実家に帰省ができないということで、妹さんであるママの両親が寂しがっているようです。またママのお子さんも従姉妹と遊ぶのを楽しみにしていたのでしょう。遊べないとわかって、ガッガリしてしまったのかもしれませんね。小学3年生の子どもなので、もっとスケジュールに余裕があるのでは? と思ってしまうようですが、その考えはちょっと甘いようです。他のママたちから、こんな指摘がありました。
小学3年生も冬休みは超多忙!
『スキーに行って塾に行って、おまけに短い休み中に宿題もあったりする。29から3日に帰省なんてしたらいつ休むの? 普通に無理でしょ』
『空いていますよね? と言っても、その日は学校から出た課題をやっつけなきゃいけないのよ』
『めちゃくちゃ忙しいよ、今の小学生。子どもにだって自分の自由にできる日を与えないと可哀想だし、友達と遊びたいかもしれないじゃん?』
中学受験をするとしても、小学3年生ならばまだまだ時間的な余裕があると思ってしまいますが、実はそうではないことも多いようです。習い事や塾の予定がありますし、空いている日には学校からの課題を終わらせなければなりません。それに普段から忙しい日々を過ごしているならば、お正月くらいゆっくりしたいと思ってしまうのでしょう。投稿者さんが思っている以上に小学生の子どもは多忙のようです。
帰省しないのは、違う理由があるからでは?
『うちも中学受験組だけれど、小3で帰省できないはないですよ。まだ体験なんですよね。普通の小学生より忙しいのは確かだけれど、調整は可能。他に帰省したくない理由があるのでしょう』
中学受験を考えている小学3年生の子どもがいるママからは、その学年ならばそれほど忙しくないという意見もありました。本当はスケジュールの調整は可能なのかもしれませんね。それでも帰省ができないというのは、もっと違う理由があるのでは? そんな推測もできるようです。その理由というのが……
『小学生にもなったら、もうおばあちゃんの家に行くより自分の予定の方が楽しいと思うよ』
『忙しいというか。祖父母の家は自分の家ほど魅力的じゃないということだよ。従兄弟と遊ぶより自分の友達と遊ぶのに忙しい。それに子どもが忙しいなんて言い訳で、親が休みたいに決まっているじゃん。要するに、帰りたくないんだよ。投稿者さんや親に「会いたい」気持ちがあるように、相手には「会いたくない」気持ちがあるんだよ。察してあげな』
子ども自身も友達と遊ぶ方が楽しいと思って、すでに遊ぶ約束をしている可能性もあります。また実家に帰省するのは年に1回か2回ですから、仮に帰省としたとしても慣れない場所で過ごしにくいと思ってしまうこともあるでしょう。親も数日の間に長距離を移動するのは体力的にも大変ですから、帰省をしたくないというのが本音なのかもしれません。それをストレートに言ってしまうと波風が立ってしまうので、子どもが忙しいことを理由にしているのではないでしょうか。そこは察してあげることも大切になってきそうですね。
ところで、投稿者さんは義実家に帰省しなかったの?
『ところで投稿者さんは旦那の実家には帰省しなかったの?』
投稿者さんは兄家族が帰省をしないことにイライラしているのですが、そもそも自分は帰省しないのでしょうか。そんな疑問を持ったママも少なくないようです。
『距離が全然違います! うちは飛行機でないと無理。空港から更に2時間はかかります』
投稿者さんの家から義実家までは飛行機で移動する距離なので、遠く離れていることがわかります。しかし兄家族の家から実家も車で5時間かかりますから、距離は遠いのではないでしょうか。
『投稿者さんも義実家に帰省すれば気持ちがわかるんじゃない? 忙しい毎日から少しだけ解放される時間なのに、混んでいるなか何時間もかけて移動して、姑と小姑に気を遣いながら2泊もして、帰宅するにも混雑のなかで何時間も。家に戻ってもわずかにゆっくりしたらすぐ仕事。同じことやってみて』
『投稿者さんの義実家だって、孫たちに会いたいだろうし、たまには夫実家にゆっくり帰省してみては? 親の勝手で孫に会えない夫実家が可哀想でしょ』
投稿者さんも距離を理由に義実家に帰省をしなかったのに、兄家族に実家に帰省するように求めるのは矛盾を感じてしまいますね。まずは自分自身が、年末年始の混み合う時期に長距離を移動して、義実家に帰省をするのが先では? そんな厳しい意見も寄せられました。
兄の子どもに会いたいなら、自分たちが行く方法もある
『会いたいなら、投稿者さんのご両親が行ったら? 会うだけならお正月じゃなくても大丈夫でしょ』
『どうしても会いたいなら、投稿者さん側が会いに行けばよいよ』
もし投稿者さんの子どもや両親が兄家族に会いたいというならば、こちらから兄家族に会いに行く方法もあります。年末年始は予定が立たないかもしれないですし、交通機関も混雑するので時期をずらすのもよさそうですね。兄家族の都合のよい日に合わせるようにすれば、会う時間も作れるのではないでしょうか。
それぞれの家族に予定がある。優先順位を尊重してあげて
『帰省は強制的なものじゃないでしょ。自分たちの生活を優先するのは当然じゃない?』
年に数回しか孫に会えないならば、年末年始くらいは会いたいと思うのが祖父母の気持ちなのでしょう。それを叶えてあげたいという投稿者さんの気持ちもわかりますが、兄家族には帰省よりも優先したいことがありそうです。相手の都合を考えずに実家に帰省してほしいというのは、相手を尊重していないことになってしまうかもしれません。そうなると、今後も兄家族が帰省をしたくないと思ってしまう可能性もありますよね。年末年始に必ずしも帰省をしなければならないというわけではないでしょう。お互いの意見や予定を考えながら、会える機会を作っていくことも大切ではないでしょうか。
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