<やる気の育て方>偏差値が高い高校に入学できた子どものママに質問!小学生からしておくべき習慣は?
子どもが生まれると、将来わが子がどんな進路に進むのか……などを想像することもありますよね。そして子どものために習い事を考えるママも少なくないかもしれません。ママスタコミュニティのあるママも、子どもの習い事について模索しているようです。
『子どもが偏差値の高い高校に入ったママさんに質問です。小学生のとき、勉強系の習い事(塾や英会話など)をしていましたか? 高校受験をするときに、この習い事をやっていてよかった、というものはありますか? 親や地頭の良さの話ではなく、中学で落ちこぼれないため、偏差値の高い高校に入るために小学生の頃からしておいた方がよいことを教えてください』
「高い偏差値」は人それぞれ基準が違ってくるものの、一般的には進学校と考えてもよさそうですね。そのような高校に子どもが入るためには、小学生のうちから勉強をスタートさせたほうがよいのかもしれません。でも習い事はたくさんありますから、何を選べばよいのかは親として気になるところですよね。他のママたちは、子どもにどんな習い事をさせていたのでしょうか。
小学生の子どもに、どんなことをさせていた?
『小学生のときに1年半くらいそろばんをやっていた。通信教育は大学受験前まで続けて、塾なしで国立大学に受かった』
『偏差値74ぐらいの公立高校です。幼稚園から中学生まで英会話、小学校のうちは通信教育。小学生の間は遊び優先にしたかったので、通信教材しか考えていませんでした。中学1年の終わりから本人の希望で進学塾に途中入塾してからは、進学塾だけで勉強していました』
小学校のうちは通信教育を活用していたというママもいます。友達と遊んだり、家族と出かけたりすることを優先していたようですね。勉強ばかりしていたわけではなく、子どもの遊びの時間もしっかり確保していたことがわかります。他にはそろばんや英会話なども取り入れていたそうです。
『各教科、難易度別に3種類ドリルを用意して内容を確実に理解する。毎日毎日コツコツと積み上げる』
習い事をしていなくても、家で勉強をすれば学習内容が身につくでしょう。教科ごとにドリルを用意したり、わからないことをすぐに調べられるように本をそろえたりするのも、よいかもしれません。またすぐに検索ができるように、タブレットなどを活用することもできますね。ママたちは、子どもが自分のペースで毎日勉強ができるよう、環境を整えていたようです。
習い事以外で、子どもに身に付けさせたことは?
勉強のメリハリをつけ気分転換も忘れないようにした
『中学生になったら部活が忙しくて、中3から受験対策で塾に入っていたよ。塾が近かったから、家ではのんびり過ごして塾の自習室で勉強していたみたい』
勉強をする時間と自由時間を区別させてメリハリをつけることで、勉強に集中できるのかもしれません。勉強を長時間続けてするのは難しいですから、例えば家ではリラックスして過ごしたり、スポーツをして体を動かしたり、気分転換をすることも教えていきたいですね。
毎日勉強を続けて習慣化させた
『うちは偏差値70超の高校に進学しましたが、小学生のときは早起きして百ます計算に音読、そして低学年は市販のドリルで高学年からは教科書ワーク毎日1ページ。夜は9時就寝。あとは聞いていなくてもラジオの基礎英語、学年末には漢検を受けたりしていました。どれも少しでいいので、毎日続けることが大事だと思いました』
『小学校のうちに学習習慣をつけておくのが大切だと思う。偉そうに言ってもわが家はリビング学習で、宿題と合わせても1時間くらいだったけれどね』
子どもの頃に習う内容はとても多く、短期間で身に付けるのは難しいでしょう。でも時間をかければ、学習したことは積み上がっていきますよね。小学生から高校受験までは時間がありますから、毎日コツコツ続けることが大切のようです。また毎日勉強をしていれば、やがて習慣化されてくるでしょう。そうすれば、勉強するのが当たり前になり、毎日勉強するという好循環が生まれるのではないでしょうか。
自分から勉強するようにした
『小1からスイミングとサッカー、小4から塾。家では小3までは通信教育、それ以降は塾の宿題。小学生のうちにしたほうがよいのは、子どもに勉強する時間を決めさせる、自分から勉強する習慣をつけること』
『周りの賢い子は、そろいもそろって塾は中3からだった。でも毎日誰に言われなくても自主勉していた』
親や周りの人に言われたから勉強するのではなく、子どもが自分から教科書やドリルを開いて勉強するようになると、学習したことをどんどん吸収していくようですね。これまで知らなかったことがわかるようになると、勉強が楽しくなるのかもしれません。習慣化にもつながっていきますが、自分で時間や学習内容を管理させるのもよい方法ではないでしょうか。
やはり本人のやる気次第。子どもの学習意欲を高めよう
『結局は本人のやる気。同じように育てて、習い事も塾も同じ年齢になったら始めるなど区別なく育てたけれど、上の子と下の子で偏差値が15違う高校に進学している。差があるとするなら本人のやる気しか思い当たらない。だからどれだけ親がフォローしても本人次第』
勉強をするのは子ども自身ですよね。学ぶ意欲がないとただ教科書を読んでいるだけ、問題を解いているだけになってしまい、知識となって積み上がっていかないこともあるでしょう。子どもが勉強をしよう! とやる気を出して取り組むような環境作りは、学習意欲を高める方法のひとつではないでしょうか。例えば子どもが興味を持っている分野の本を読ませたり、動画を見せたりするのもよいかもしれません。また使う文房具も、子どもが好きなキャラクターのものを取り入れるのも手ですね。直接的な学習ではないかもしれませんが、子どもの様子を見つつやる気が出るような場所や雰囲気を作っていくのも、親ができることのひとつといえそうです。
文・こもも 編集・みやび イラスト・Ponko
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