子どもの泣き声を「うるさい」と言われたことありますか?回答は2,300人超!<ママのリアル調査>
幼い子どもをもつママにとってわが子の泣き声を聞くのは日常茶飯事でしょう。毎日のことで聞き慣れている人もいれば、よほど激しい泣き方でない限り“BGM”と考えている人さえいるかもしれません。しかし他人にとって、見知らぬ子どもの泣き声はどうでしょう? 聞き馴染みがないだけに、不快に感じる人がいても不思議ではないのかもしれませんね。
今回ママスタセレクトでは「子どもの泣き声をうるさいと言われたことがありますか?」というアンケートを実施。「ある」「ない」「ないがそう感じたことがある」「その他」の4つの選択肢を設定したところ、「ない」と答えた人が36.6%ともっとも多く、全体の4割近くを占めました。
夜泣き・体調不良で泣きわめくわが子。ママもつらい
一方で実際に「うるさい」と言われたことがある、と答えたママは24.4%。約1/4のママたちが面と向かって言われた経験をもっています。
『皮膚科で「静かにしてもらえる?」と大勢の前で怒られた』
『小児科で子どもが1歳のとき発熱してグズってたら「うるさいからあっち行こ」と小学生がいる家族に言われた』
体調が悪くて泣き続けるわが子を前に、不安でいっぱいのママたち。そんなときに心ない言葉をかけられたら、ますます気分が落ち込みそうです。
なかには虐待を疑われたのか、通報された経験をもつママも。
『新築分譲住宅に住んで2年ほどで「子どもの泣き声がうるさい」と通報されました』
睨まれた・舌打ちされた、というママも
面と向かって「うるさい」と言われないまでも、居合わせた他人の迷惑そうな態度を感じとったママも33.7%いました。
『飛行機でグズってたら、横目で見ながらため息つかれた』
『公共機関で舌打ちされたり迷惑そうな目でこっちを見られた』
『回転寿司屋さんで、2歳と5歳の2人が泣き叫んでいたとき。レーンを挟んだ斜め後ろの女性にパネルの隙間から、睨まれ、舌打ちされた』
好奇の目で見られたり、迷惑そうな顔で睨まれたり……。肩身の狭い思いをしたママたちも少なくありません。
社会全体で子どもを育てていく
けれどもっとも多かった回答、36.6%のママたちは、見知らぬ人たちから思いやりのある行動を受け取っています。
『電車内で子どもがグズり出すと近くの乗客が席を譲ってくれて「気にしないで」と言ってくれた』
『冬の早朝のバス待ちで生後半年の子を抱く私に、おじさまが自身のコートを貸してくださった』
『レジのときに娘が大泣き。レジの方と後ろの方が子どもに優しく声かけてくれて、袋詰めまでしてくれた』
公共交通機関を利用するとき、買い物などでの外出のとき。ママたちはいつわが子が泣き出すかとヒヤヒヤしていることも多くあります。そんなときに優しく声をかけてくれる人に出会えたら……。どんなに気持ちがラクになるでしょうか。
『子どもと歩いていたら見知らぬおばあさんから「ありがとう。子どもは宝だよ」と言われた』
『近所は年配の方が多く子どもが少ないので「子どもが泣いてて可愛いね~」って言ってもらえる』
社会全体で子どもを育てていく、そんな温かい目で見守ってくれる人が増えれば増えるほど、子育てがしやすい社会を築いていくことができるかもしれませんね。
子どもをもつ親側も周りへの配慮は必要
「その他」を選択した人は5.3%いました。
『泣いて当然とは思わず、泣き声をあげたら窓を閉めるくらいの配慮はしていた』
『うるさいな、と感じることは正直多い』
子どもが泣くのは当たり前、と寛大に受け入れてくれる人もたくさんいます。しかし泣き声を不快に感じる人がいるのもまた事実。誰もが気持ちよく生活できるように、配慮のできる親でありたいですね。
総回答数:2,372票
調査方法:インターネット
調査月:2022年11月
調査・分析:ママスタセレクト編集部
文・編集部