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<親という名のバトン>姉の子どもを引き取ることになった新米ママ。一番心がけるべきことを教えて!

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予期せぬ事態で、自分の子どもではない子どもを引き取ることになったら……? そんな覚悟をもった新米ママから、こんな投稿が寄せられました。

『姉夫婦が不慮の事故で亡くなりました。姉夫婦の子どもは2歳後半、義実家も実家も頼れる状況ではありません。身内は私一人しかおらず行政機関とも話し合った結果、唯一の身内である私が引き取ることになりました』

辛い中にあっても決断をした投稿者さん。その覚悟は相当なものでした。

『子どもに会ったことは数回程度ですが、私が叔母でどんな人かは分かっています。じつは私は子どもを授かれない身体で、今後子どもを作る予定はなく結婚の予定もありません。引き取ったら慣れるまでに時間はかかるでしょうし、大変なのは覚悟しています』

投稿者さんを一応「叔母さん」だと認識しているお子さん。しかし2歳児であれば、自分の置かれた状況を深く理解することは難しいでしょう。今はまだ「パパとママがいない」ことの寂しさや不安が大きく、真っ暗なトンネルの中にいるような気持ちなのかもしれません。
「子どもとの距離を縮めていくためにも、現役のお母さんたちにアドバイスをいただきたいです」と、ママスタコミュニティにアドバイスを求めた投稿者さん。はたしてママたちはどんな言葉を投稿者さんに贈るのでしょうか。

「愛情」を持って育てれば、きっと大丈夫

『投稿者さんのやり方で、愛情いっぱいに育ててあげたらいいよ。たくさんお喋りをして、一緒に寝たりお風呂入ったり触れ合っていれば、投稿者さんのことを大好きになってくれるよ』

『子育ては本当の母親でも大変なことばかり。育児にぶつかったときに「本当の母親じゃないから上手くいかないのかな」と落ち込まないで』

『大変だろうけど愛情をもって育てればいい。きっとあなたの背中を見てちゃんと立派に育ってくれるよ』

ママスタコミュニティに集まったママたちは、一様に投稿者さんの決断にエールを贈ります。特別なことをしようとせずに、しっかり話を聞いて、スキンシップをとってあげて欲しいとママたち。親を亡くした子どもにとって「安心できる場所」を与えてあげることは何よりも大切でしょう。愛情をもってその場所を作ってあげれば充分と、温かいコメントで溢れます。本当の母親でも「子育て」は忍耐力を試される修行のような日々です。投稿者さんがこの先何かにつまずいても、それは決して「本当の母親じゃないから」ではないことを忘れないで欲しいですよね。

大切なのは「母親」になろうとしないこと

「本当の母親になろうと頑張らなくてもいい」と励ますコメントもありました。

『無理にお母さんになろうとしなくていい。きちんと食事を与え、危ないことをしたら心配だと伝え、子どもの話をよく聞いてあげれば、必ず信頼関係は生まれると思う』

『お母さんになろうとしなくて大丈夫。子どもを育てていくバトンを受け取ったのであれば、保護者として愛情を注いであげて。ホントのお母さんではないけれど、子どもにとっては「大切なお母さん」になるよ』

「本当の母親」になろうとするあまり、必要以上に頑張ってしまい、その結果に子どもがついてこないことへの苛立ちを覚えてしまうこともあるかもしれません。けれど本当の母親だって、はじめから「母親」だったわけではありません。出産があるからいきなり「母親」になれるわけでもないのです。「ひとりの女性」が子どもとともに成長をし、子どもがママたちを「母親」にしてくれる。「母親」とは最初からあるものではなく、子どもと一緒に成長していくものなのです。投稿者さんも気負って「母親になろう」と思わず、まずは目の前のお子さんに精一杯の愛情を注ぐことから始めてみてはいかがでしょうか。

私も叔母に引き取られて育ててもらいました

実際に幼い頃に母を亡くして、叔母さんに育てられたママからもコメントが届きました。

『私は育ての親に心から感謝しています。血の繋がりがあるとはいえ、他人の子を育てるのがどんなに大変なことかは子ども心にも理解していました。怒るとすごく怖くて(笑)厳しかったから、ほんとは私のこと嫌いなの? なんて拗ねたこともありましたが、それが全部愛情だったことに気づいたのは言うまでもありません。
これはお子さん自身にも与えられた試練です。強くなって乗り越えてほしいです。投稿者さんが真剣に向き合えば、子どもにも絶対伝わりますよ』

生まれながらに与えらえた試練というものは、きっと誰にでもあるでしょう。投稿者さんとお子さんにとっては今回の巡り合わせがその試練なのかもしれません。
この先、大きな喧嘩をしたり口をきかない日があったり、挫けそうになる日もあるでしょう。けれど投稿者さんがお子さんを手放すことなく、しっかりと向き合っていればいつか必ずお子さんが感謝する日はくると、ママたちは確信をもって話します。

ママたちからのコメントを受けた投稿者さんは、最後にこう締めくくりました。

『私も一筋縄ではいかないと思っています。想定外のハプニングもあるでしょうし、疲れることもあると思います。あまり気を張りすぎるのも良くないですよね。「お母さん」になろうとせず、子どもを一人前に送り出してあげたいです』

「子どもを一人前に送り出す」。これは投稿者さんに限らず、すべての”ママ”にとって共通の思いなのではないでしょうか。うまくいかない子育てに悩み、自分の力量のなさを痛感させられる日々であっても、すべては「子どもを一人前に送り出す」ために向き合っているといえるでしょう。「母親」だけれど「母親になろうと頑張りすぎない」。これは投稿者さんだけでなく、すべてのママたちにいえることかもしれません。

お姉さん夫婦のお子さんを「育てる」というバトンと受け取った投稿者さん。どうか投稿者さんとお子さんが幸せな未来を走り切れますよう、心から応援しています!

文・渡辺多絵 編集・すずらん イラスト・松本うち

【つぎ】の記事:ブライダルローン230万を組もうとしたら、義両親が猛反対してきた【前編:私の気持ち】まんが

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