<疎遠になったのに>【後編】苦手なママ友に会うと嫌な思い出がよみがえる。思い切ってこんな方法は?
前回からの続き。子どもが幼稚園にいたときにママ友グループのママさんたちと仲が悪くなり、仲間外れにされていた相談者さん。子どもが小学生に上がり学区は離れたものの、街で見かけると当時の記憶がフラッシュバックし、一日中嫌な思いをしてしまうと切実な胸の内を吐き出してくれました。
嫌な記憶を忘れるくらい夢中になれそうなものを生活に取り入れては?
「嫌なことを忘れるには気持ちを切り替えることが良い」とママスタコミュニティにアドバイスが集まりましたが、みなさんはこういったとき、どのような気持ちの切り替え方をしているのでしょうか。
『私も仕事して忙しくなって気が紛れたというか、思い出さなくなったけど、趣味とか在宅でできる仕事はどう? その思い出している時間ももったいないよ。どうにか忘れたいよね』
暇な時間があると、ついついどうでもいいことでも考え込んでしまいますよね。そうならないように忙しく仕事をしたり、趣味に没頭して気分転換をしたりするという声もありました。
『ママ友に会う→昔の記憶が甦り不快→スーパーで美味しいスイーツを買って食べる。贅沢ランチを堪能する。その日は奮発して外食行くなどハッピーなことをする。こうやってママ友に会ったときの反応の仕方を変えてみる』
また、嫌なことがあった日はいつもより素敵な日にして記憶の上塗りをするという手段もあります。ママ友にバッタリ会って気分が落ち込んだ日には、「食べたいな」と思っていた食べ物を食べに行ってみてはいかがでしょうか? いつもは我慢していた甘いパフェを食べてみませんか? カラオケでストレス発散をしたり、映画を見て思いっきり笑ったり泣いたりするのも気分転換になりそうですよね。ママ友のことを考えない時間ができればできるほど、きっと平穏な気持ちが戻ってくるまでの時間も早いはずですよ。
嫌なことは吐き出すことでラクになることもある
ストレスを溜めない手段として、「友達に愚痴を聞いてもらう」方法をとる方もいるようです。「あの人たちには嫌われたけれど、私には愚痴を聞いてくれる友達がいる」と思うと、それだけでも心がラクになりますよね。
『イヤな思い出は、どんどん話をした方がいいよ。自分1人で抱え込んでいると精神的にやられるから。ママ友じゃなくて、本当に仲の良いお友達はいる? そういう人に、「ごめん愚痴聞いてー!」ってお願いして、吐き出すのが最良よ。辛い出来事や心の中にあるモヤモヤは、吐き出して初めて乗り越えられるの。相談者さんは“構ってちゃん”なんかじゃないよ。そんな風に自分を責めなくてもいいのよ。辛かった出来事を薄めるためにも、思う存分吐き出していいんだよ』
実際に言葉にして吐き出して、「それは相手がひどいね」と共感してもらえれば、「自分は間違っていなかった」と自信を持つことができます。反対に、「それはあなたが良くなかったね」と言われれば、反省点に目を向けて今後に活かすこともできるでしょう。
『こんな人でも誰かに必ず嫌われるけど、必ず誰かに好かれる。10人いたら1人は必ずあなたを嫌うけど2人は必ずあなたが大好きになるんだって。だから、嫌ったり悪口いうような人と無理して一緒にいるのではなく、好きになってくれる人と一緒にいればいい』
どんなに素敵な人でも、周りの人たち全員から好かれるのは難しいことです。落ち度がないようにふるまっていても、「人を蹴落とそう、傷つけよう、楽しいから誰かを仲間外れにしよう」と思う人は一定数います。
そんな人たちのために傷ついたままでいては、相談者さんの人生がもったいない。それであれば相談者さんが大好きで、相談者さんを大切にしてくれる人のために、相談者さんの限りある時間を使いたいものですよね。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・Ponko
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