<障害ある子どもを差別>「本音なら言ってもいいの?」娘と私を守ったのは旦那ではなく【後編まんが】
前回からの続き。3年前の話です。わが家は私・サユキと旦那のシンイチ、娘のリコの3人家族。リコは生まれつき足に障害があり、普段から補装具を着けています。夏休みに義実家に帰省すると、義母はシンイチだけには優しく、私やリコにはやや冷たい態度。そんな義母とは裏腹に、私たちを温かく迎えてくれた同居中の義弟家族(ケイタさん、メイコさん、フウカちゃん)の優しさにホッとしました。みんなでランチをするためにショッピングモールへ向かったのですが、そこで義母が「リコの歩き方がおかしい」と嘲笑したのです。怒る私と義弟に対して、シンイチまで「リコの歩き方が普通の人と違うのは本当のことじゃん」と言い放ち……?
怒りで震えるケイタさんと私の後ろから、メイコさんの声が聞こえました。メイコさんの声は低く、怒りに満ちていました。そのまま義母とシンイチに詰め寄ります。この後に及んでもヘラヘラするシンイチに、メイコさんは怒りの表情を強くしました。
大人たちが黙り込むなか、フウカちゃんはさらに続けます。
私はリコを守ってくれたフウカちゃんを心の底から尊敬し、また感謝しました。
以前からシンイチは家事や育児に積極的でなく、私やリコを見下すような態度を取ることがたびたびありました。いろいろと思うところがあったうえに、この一件。私は離婚を決意したのです。義弟家族もまた、義母との同居を解消したそうです。
その後、無事離婚し、私は現在リコと2人で生活をしています。以前ほどの濃い関係ではありませんが、フウカちゃんとは今でもときどき会っています。私の大切な娘を守ってくれた彼女は、ずっと私たちのヒーローです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・加藤みちか 編集・荻野実紀子
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